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新潟県の三角点を訪ねるブログ(目標1.000点)

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2023.11.06
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権現山(Ⅱ権現山)
訪問日 2023年10月31日、晴れ(初回訪問日1989年11月3日)
等級:二等
標高:630.3m
1/25000地形図:高石

 好天に恵まれた10月31日、特に予定を入れておらず遅い出発になりましたが、まだ記事にしていない近郊の山に登ろうと考え、川内山塊の権現山を訪ね、また帰路、時間に余裕があったことから村松公園内にある愛宕山の三角点も併せて訪ねてきました。権現山は標高が低いものの旧村松町内から眺めると一峰独立した端整な三角形の山容で、中蒲原郡誌をひもとくと山頂の小祠は安土権現と称し埴山姫命を祀るとあり、かつては「安土(あづち)山」とも呼ばれたこともあるようです。新潟県には「権現山」の点名を持つ二等三角点は二つあり、もう一つは魚沼市にある上権現堂山です。
 この山は今回を含め三度目で、一回目は中川原から登山道を往復、その後、山頂南側に送電線鉄塔が建設され下杉川からも登れるようになったことから二度目は中川原→山頂→下杉川→中川原のルートを歩きました。今回は中川原から登山道を、山頂から送電線巡視路を利用し田川内(たこうぢ)側へ下山しました。権現山、愛宕山の順でまとめて記事にしました。


 権現山山頂まで登山道、その先送電線巡視路、ゴールからスタート地点への移動は自転車
コースタイム:駐車地点(9:46)→天狗の投岩(着10:25、出10:29)→巡視路合流(着10:45、出10:47)→権現山(着11:07、出11:36)→鉄塔89(着11:41、出11:52)→駐輪地点(12:30)


 予めゴール地点に駐輪するため、五泉市(旧村松町)小面谷の県道564号線を早出川ダム方向へ進み、途中で分岐する林道哺土原線に入りました。入口(写真)に「道路陥没のため2.6km先通行止」とありましたが、ゴール地点まで問題なく車で行くことが可能でした。地形図に記載されていませんが、行動図に示したA地点とゴール地点は舗装道路でつながっています。


 駐輪後、権現山登山口へ向かうべく県道17号線に戻り、中川原橋を渡ると突き当たりに「忠犬タマ公」の案内板(写真)があり右折、集落西側の行き止まりにある数台分のスペースに駐車しました。


 登山口(写真)は車道を少し戻り、民家の玄関先へ通じるような場所にありました。


 分かりづらい場所には写真のように道標がありましたが、無い場所が一か所あり、少しうろうろしてしまいました。


 急な登りを経て、笹目集落からの林道に出ました。


 林道歩きはわずかな区間で、すぐ沢(写真)伝いに進むようになりました。


 しばらくスギ植林地内を歩きましたが、沢から離れると広葉樹などの林に変わり、「天狗の投岩」に到着しました。20mほど先にも似たような大きな岩があり、どれが天狗の投岩か分かりませんでした。


 昔は案内板がありましたので、下山後、前回登った時の写真を確認したところ、径の左側に最初に現れる岩がそれと判明しました(1997年11月15日撮影)。あるいは二つとも天狗の投岩かもしれません


 ブナなどの林の中も通りました。急登が多い径です。


 標高460m付近の尾根に出ると、下杉川からの送電線巡視路と合流しました。


 その後再び急登を経て権現山の山頂に到着しました。小広い山頂です。


 三角点の設置当時、菅名岳、日本平山、越後白山、護摩堂山、愛宕山を観測したようです。


 国土地理院の成果は北緯 37°39′01″.0628、東経 139°15′51″.1037です。


 山頂標識もありました。


 石祠を覆っている社は前回登った時よりもコンパクトになっていました。石祠の上部中央に「奉寄進」とあり、少しはっきりしませんでしたが右側に「安永五 十月 丙申」 と刻まれていました。左側は寄進者の名前かと思いましたが読み取れませんでした。安永五年は1776年ですので古い石祠です。


 1997年11月15日当時の石祠です。


 山頂はスギが多く、眺望はいまいちで菅名山塊方向が望める程度でした。


 食事を済ませた後、田川内側へ下るべく鉄塔89へ向かって歩き始めました。ブナ林の心地よい径です(振り返って撮影)。


 約5分で鉄塔に到着、この鉄塔は権現山の肩にあり遠目に見てもすごく目立ちます。眺望は南西から南にかけて開けていました。南西に越後白山(写真)が見え、


 その少し南寄りに粟ヶ岳(中央奥)、その手前やや左に毛石山、


 さらに南寄りに堂ノ窪山(中央右)や灰ヶ岳(中央やや左の鋭鋒)、


 南側は銀次郎山、銀太郎山から五剣谷岳(中央)へ続く稜線を望みました。右に頭を覗かせているのは青里岳です。


 田川内側へ通じる送電線巡視路は、鉄塔89から送電線に沿って東側の尾根に径付けされていました。写真は鉄塔88から望んだ権現山山頂と鉄塔89です。


 幅が広く整備も行き届き、歩きやすく感じました。


 山頂から1時間ほどで駐輪地点に到着しました。中川原から登るよりもこちらから登った方が、標高が高いところからスタートするため、短時間かつ楽に登れるのではないかと思いました。
 ここから中川原の駐車地点まで自転車で20分ちょっとでした。(権現山 終了)


愛宕山(Ⅱ愛宕山)
訪問日 2023年10月31日、晴れ(初回訪問日1989年10月28日)
等級:二等
標高:103.0m
1/25000地形図:村松


公園内の散策路を歩く
コースタイム:駐車地点(13:30)→愛宕山(着13:40、出13:59)→駐車地点(14:08)


 村松公園の横を通る県道17号線の路肩が駐車場になっており、愛宕山への入口に近い位置に車を留めました。桜並木を進んで行くと道標があり、展望台へ向かいました。


 径はコンクリートの階段で、ウォーキングシューズでも容易に登れます。左側はアジサイ園になっていました。


 階段は途中で分岐し、右に愛宕神社(写真)が見えましたのでそちらへ向かいました。


 参拝を済ませた後、左へ進むと41もの赤い鳥居が連なる「於菊稲荷神社」がありました。


 その先、再びコンクリートの階段を登り、少し進むと三角点のある山頂に到着しました。


 標石の周りを刈り払う必要はなく、容易に接写できました。傾斜のため昭和63年(1988年)6月に改埋されています。


 国土地理院の成果は北緯 37°41′19″.8442、東経 139°11′21″.7339です。周囲はアカマツなどの林でGPSの精度も今一つのようです。


 山頂は眺望が悪く、近くに「ふるさと展望台」があることから、そこから展望を楽しむことにしました。


 眼下に村松市街が広がり、


 北東方向に大蔵山や菅名岳、


 南東に今しがた登って来た権現山を望みました。他にも五頭連峰や護摩堂丘陵など素晴らしい眺めが広がっていました。山頂へ通じる径は複数あり、遊歩道として「希望の道」、「見はらしの道」などが整備されています。(愛宕山 終了)





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最終更新日  2023.11.06 07:40:21
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