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新潟県の三角点を訪ねるブログ(目標1.000点)

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2024.06.09
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Ⅲ甘酒
訪問日 2024年5月30日、晴れ一時薄曇り
等級:三等
標高:397.9m
1/25000地形図:岡野町

 室島城山(367m)は、山頂に三角点はありませんが登山道が整備されています。Ⅲ甘酒はその西にあり稜線続きで国土地理院の地形図には室島城山から破線の径があることから、室島城山に登りさらにⅢ甘酒へ足を延ばしました。


室島城山まで整備された登山道(散策道)、その先やや不明瞭な山径
コースタイム:駐車場(9:52)→展望広場(着10:09、出10:13)→室島城山(着10:22、出10:41)→Ⅲ甘酒(着11:24、出11:54)→展望広場(着12:39、出12:53)→駐車場(13:04)


 赤谷城山を往復した後、道の駅がある中仙田から国道403号線を南下し十日町市室島へ向かいました。集落内で国道から分岐する狭い道を室島城山へ向かって進むと駐車場(写真、4台可)があり、車を留め準備後歩き始めました。


 駐車場に案内板(写真)がありました。ここから山頂まで標高差190mほどで、ちょうど30分くらいかかりましたので家族連れの場合はもう少し余裕を見ておいた方がよさそうです。


 登山口の様子です。しばらく幅の広い径が続き、整備は良好でした。


 この散策道は見どころに標柱や案内板が設置されており、時間に余裕がありましたのであちこち見ながらのんびり登りました。歩き始めて2分ほどで「庚申塔(家内安全五穀豊饒)」の標柱があり、少し離れたスギ林の中に青面金剛(写真)が祀られていました。よくある「庚申」の文字が刻まれた石碑ではなく、台座に「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿が彫られた典型的な石仏タイプの庚申塔です。


 昔は車の往来があったと思わせる径(写真)で、途中、左側の斜面に好ましい広葉樹の林が広がっていました。


 その先に「三十三番石仏」の案内板があり「薬師如来、大日如来を中心に群をなしており信仰の地となっている」とあります。


 階段を登ると、左に大日如来、右にかなり古そうな薬師如来が鎮座しており、それらを取り囲むように三十三体の石仏が並んでいました。


 さらに進むと展望広場に出ました。


 北東(写真)が開けていましたが、地図を見てもその方向に高い山はなく、当日はやや曇り気味で遠望が利きませんでした。


 ガマズミに蝶らしきものが留まっていましたので、これは絵になると思い写真を撮りましたが、調べてみるとキンモンガという蛾の仲間でした。


 その先に分岐点があり、「右:室島城跡(頂上)約10分、左:黄金の湧水 約3分」とあり、地形図を確認すると、左は室島城跡を巻く破線の径で、そちらは後回しにして先に山頂へ行くことにしました。後々、左にあるとされる黄金の湧水で苦労することになりました。


 最後にきつい階段があり登り切ると山頂でした。


 山頂に案内板(写真)がありました。裏側に「室島城の豆知識」とあり築城年代などが記されていました。


 他に山頂標識と石でできた工作物(写真中央)があり、食事がしやすいように木製のテーブルとベンチが置かれていました。


 山頂標識には望める方向にある代表的な山が記されており、東は八海山や駒ヶ岳がうっすらと見え(写真)、室島集落を見下ろしました(写真略)。


 南は苗場山、


 北西は、手前の山が邪魔でしたが、刈羽黒姫山がかろうじて頭を覗かせていました。山頂標識に弥彦山の名もありましたが見えませんでした。また、稜線伝いにⅢ甘酒方向に踏み跡があるのを確認しました。


 休憩後、分岐へ戻り黄金の湧水を目指しました。ところが途中から刈り払われておらず(写真)、強引に進んでみるものの湧水は見当たりませんでした。かなり勾配がきつく、崩落があったような斜面でした。


 急斜面を登り室島城山より少し先の稜線に出ると堀切(写真)があり、やや不明瞭な山径がそこを通りⅢ甘酒方向へ続いていました。


 径は手入れされていないようでしたが明瞭な場所(写真)もあり歩きやすく、Ⅲ甘酒の手前まで拾うことが可能でした。


 ヤマツツジの花が咲いていました。


 Ⅲ甘酒へは破線の径から外れるものの踏み跡(写真)がありました。心地よいブナ林の中を通りました。


 Ⅲ甘酒に到着しました。標石は完全に落葉に埋もれており見つけにくい状況でしたが、山頂は数人いればいっぱいになるくらいの狭さで、さほど苦労することなく見つかりました。


 国土地理院の成果は北緯 37°10′46″.4358、東経 138°39′45″.7914です。周囲はナラやブナなどの林で、ほとんど眺望はなく、かろうじて巻機山方向が見える程度でした。ここでお昼を食べようとしましたが、すぐ近に動物のうんちがあり別の場所で食べることにしました。


 復路、おとなしく稜線伝いに山径を辿り室島城山に戻ればよいものを黄金の湧水が気になり、逆方向から再び巻き径に入りました。案の定、径はすぐになくなり茎に棘がある草などが繁茂した急斜面を横切る羽目になり再度難渋しました。結局湧水は見つからず余計な苦労をしてしまった自分が嫌になりました。唯一の収穫はオオバギボウシの花を見たことでした。お昼は展望広場で取りました。
 室島城山は石仏など見どころが多く、登る価値のある山だと思いました。





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最終更新日  2024.06.09 07:06:55
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