きしゅう会計よもやまかわら版ブログ (旧紀州ではたらく会計士のblog)

2021/01/08(金)08:53

コロナ渦のおかげさま

心に残したい言葉(16)

おかげさま」 夏が来ると冬がいいという。冬になると夏がいいという。太ると痩せたいという。痩せると太りたいという。忙しいと閑になりたいという。閑になると忙しいほうがいいという。自分に都合のいい人は良い人だと褒め、自分に都合が悪くなると悪い人だと貶す。借りた傘も雨が上がれば邪魔になる。金を持てば 古びた女房が邪魔になる。世帯を持てば 親さえも邪魔になる。衣食住は昔に比べりゃ天国だが、上を見て不平不満に明け暮れ、隣を見ては愚痴ばかり。どうして自分を見つめないか、静かに考えてみるがいい。いったい自分とは何なのか。親のおかげ、先生のおかげ、世間様のおかげの塊が自分ではないのか。つまらぬ自我妄執を捨てて、得手勝手を慎んだら世の中はきっと明るくなるだろう。おれがおれがを捨てて、おかげさまでおかげさまでと暮らしたい。 先日読んだ野村ノート中で紹介されていた「おかげさまで」という上所重助さんの詩。 時々思いますが、良いことって当たり前になりやすいんですよね。 でも良いことが当たり前になると、出てくるのは「ため息」と「愚痴ばかり」。「ありがとう」と思う時間を沢山持つようにすれば明るく楽しい毎日になります。 コロナで世界中大変な今。いつか収束した時に「コロナが終われば、コロナの頃が良かったと言い」なんてことはないと思いますが、 でも「あの時に深く考えるようになって、 考え方が変わって今がある」ってことはありかも知れません。 追伸 野村監督の本は2冊め どちらにも書かれていたのが「他人の評価の方が正しい」 でも、アメリカ大統領選の状況を見ていると そうとも言えないよねと思います。 コロナ、大統領選、一体どうなるのやら。 野村ノート〔小学館文庫〕 [ 野村 克也 ] 価格:607円(税込、送料無料) (2021/1/8時点)楽天で購入

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