最初の四足動物は歩けなかった
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 5月24日(木)13時30分配信
最初期の陸上四肢動物の1種、イクチオステガ(Ichthyostega)は、歩くことができなかったようだと、3Dモデルを使った最新の研究が示唆している。
イヌぐらいの大きさのこの動物は、短い4本の脚のうち2本だけを移動に使い、陸上では、ぱたぱたと跳ね回っていたと考えられる。
最近まで、イクチオステガはサンショウウオのように4本の脚を使い、泥の中をはい回っていたと考えられてきた。しかし今回、イクチオステガの骨格をはじめて3Dでデジタル再構成したところ、前肢が十分に回転せず、4足歩行はできないことがわかった。
また3Dモデルによると、後肢はほとんど地面に触れていないようだ。せいぜい、現在のムツゴロウのように泥の中で跳ね回るときに、下半身を支えている程度だっただろう。(略)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120524-00000000-natiogeo-int
4本足が生えているのに十分使えていないとは、なんて素敵なニュースでしょう。
生えているから使えるだろうと無批判に思い込むのではなく、調べてみようとした
思いつきが素晴らしいと思います。
この分野の研究がもっと進むといいのに。