第6話 コンビ結成第6話 コンビ結成やっと会えた、写真の女性ミサトとシンジ。 使徒から逃走した彼らが今どうしているかと言うと・・・・・、 「どうして、あんな図体してて、こんなに早いのよ!!!」 「一歩一歩の歩幅が大きいんじゃないですか?」 ・ ・・・・・・・・・・まだ、漫才を続けていた。 ・ 「しつこいですね、あの怪物。」 「ヤツは使徒って言うのよ。」 「使徒?」 「そう、使徒。天使の名を持つ人類の敵。」 「逃げながらじゃなければ、格好良いセリフでしたね。」 「やかましい!もっとスピード出ないの、これ?」 実は、彼らはトライチェイサーに3人乗りをしていた。 ミサトの乗っていたルノーは、戦場をくぐり抜けてきたダメージのために途中で動かなくなってしまったのだ。 ホットウィール キャラウィール:CW5「トライチェイサー2000」 修理しようにも、すぐ後ろを使徒が追ってくるため、やむなくミサトをトライチェサーに乗せ、3人乗りのまま逃げ続けて、現在に至っている。 (注:良い子は真似しないで下さい。) 「本当はもっとスピードが出る筈なんですけど・・・・・、葛城さん、体重何kgですか?」 「はっ倒されたいの?」 これまでの逃げながらの会話で、どうやらミサトはライダーがシンジの変身だとは気づいていないらしいことが分かった。 実は、スピードが出ない理由は重量オーバーではなく、3人乗りのためバランスが悪いせいだったりする。 「このままじゃ、ジリ貧ね。」 「白旗でも揚げますか?」 「ふっ、こんな事もあろうかと定刻までに戻らなければ応援を出すよう、本部には連絡してあるのよ!大丈夫、すぐに助けが来るわ。」 「本部?定刻?何ですかソレ? だいたい葛城さん、待ち合わせの時刻に2時間以上遅れてきてるじゃないですか! 定刻なんてとっくに過ぎてるんじゃないですか?」 「・・・・・・・・」 シンジに救出された少女、ナツキは、この状況で漫才を続ける二人に挟まれ、涙を流し続けていた・・・・・・・・。 つづくよ。 ジャンル別一覧
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