捨てずに活用なご当地化粧品
先日、朝日新聞に興味深い記事がありました。「不要品」で洗顔剤や化粧水を作りました!っていう、ご当地化粧品の紹介でした。(記事へのリンクは勝手にしちゃいけないようなので、お手数ですが検索してみてください不要品・洗顔剤・化粧水のキーワードで引っかかると思います。)紹介されていたのは、<今ならポイント10倍!>きんごきんご kingo kingo 88g 洗顔フォーム 【3150円以上送料無料】【cosme0122】と、胡瓜美水(きゅうりすい) 120ml。ひとつめの「きんごきんご」で「有効活用」されたのは、火山灰。鹿児島・桜島から降り注いだ火山灰は、ごみとして捨てられていたそう。ところがこの火山灰、美白効果があったんですねぇ。最初、台所洗剤として売り出したら、利用者から「手が白くなった」という反応があったそうです。そうして開発されたこの洗顔剤。泡立ちもよく、毛穴汚れも吸着して落とすし、メーク落としもできるし、美白効果もあるし…と、いいことづくし。私はこの商品を知らず、別の火山灰利用商品(つかってみんしゃい よかせっけん)をネットで知って注文、使っています。ふわふわの泡が気持ちよく、洗い上がりもいい感じ。でも、こっち(きんごきんご)のほうが元祖(?)だったんですねぇ。次はこっちにしよう♪「きんごきんご」という言葉は、薩摩弁で「きれいになった」という意味だそうです。ふたつめの「胡瓜美水」は、曲がりきゅうりを有効活用。きゅうり生産量全国一の福島県須賀川市のご当地商品です。曲がりきゅうりは規格外品として捨てられてしまうのだそうですが(須賀川市では年間1千万トンも!)、捨てずに化粧品にしてしまったわけですね昔からパックとして使われていたキュウリ。保湿力があるそうです。しばらく前まで、私は「曲がりきゅうりって形が悪いだけでしょ?味とかは変わんないでしょ?」と思っていて、八百屋で売られてたらよく買っていました。お財布にも優しいし♪…ところが。栄養がいきわたってないんですって。曲がったキュウリって。それを知ってからは、曲がってないのを選んで買うようになりましたもったいないな~と思っていましたが、こうして有効活用されていると、なんだか嬉しくなります♪「形が悪い」「とれすぎた」という理由で捨てられる作物のニュース、時々見かけますよね。もったいなくてもったいなくて、心が痛みます。世界には、食べるものがなくて苦しみ亡くなっていく人も多いというのに。大切に食べきる、食べないならこうして有効活用する、そんな風になっていくといいなぁ、と思います。もちろん、普段の自分の生活でも、生ゴミは最小限!を心がけています♪皮までおいしく食べたり、ね