伸縮式落とし蓋 使ってますか?
料理はするという人でも、無ければ無いでなんとかなる料理も多いので使ってない人もいるであろう「落とし蓋」。 使うなら鍋のサイズに合った落とし蓋を使わないとダメなので、大小いくつもある鍋に合わせて落とし蓋もいくつか持ってるという人もいるはず。 とはいえ、落とし蓋は鍋よりはるかに使用頻度が少ないのも事実。数があっても… という不便さを解消すべく開発された(?)であろう伸縮型。 私が持ってる物は最大でここまで拡がって、 最小だとこのサイズまで狭くなる。 1個あればほとんどの鍋に使えるし、収納時は最小サイズなので置き場所も有利。同じ俎に乗せてるので大きさの差は判るでしょう。ただ、伸縮機構は便利だけど、どのサイズで使おうとしても必ず重なり続ける部分が結構あって、そこの汚れはどうしてます…??? 隙間から見える限りは、それなりに汚れてると思うのですが、スポンジもワイヤブラシも、思うように入る隙間ではありません。衛生面が気になる人は、単に洗うだけじゃなく煮沸消毒で解決してる人もいるとは思いますが。 ということで、たまには細部まで洗いましょう。中央のスライド軸を止めているEリングを抜けば、簡単にバラバラと拡がります。広義のバネなので、ちょっと力を入れる必要がありますが、小さな部品なのでなくさないように。 これがEリング。アルファベットのEをグルっと曲げた感じだからでしょう。中央の突起がなければCリングですし、単純に全周の輪だとOリングと、結構安直に銘々されています。 で、拡げた結果がこれ… 予想はしてましたが。まぁ、洗うのは簡単です。スポンジで落ちない場合は、割り箸で削るように擦ってやれば落ちます。 分解にはEリングプライヤがあれば楽ですが、2千円近くしますので他の機材も分解するような人しか買うこともありません。この構造は隙間が多いので、百均でも売ってるラジオペンチで十分可能です。開いている部分の反対側をしっかり挟んで、ちょっと力を入れて引っ張れば外れます。逆に留めるときは、同じ部分を挟んで押し込むだけです。何度も言いますが、小さな部品なので紛失だけは気をつけて。 ちなみに、洗い終わったら衛生面だけでなく、伸縮もスムーズになりますよ。お試しあれ。