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カテゴリ:定期列車
久々のアップになります。投稿のインターバルが空きましたが、体調は大丈夫です。年度末、皆様体に慈愛ください。さて、ネタですが、阪神の2代目3000系についてです。 ![]() ※画像は阪神電鉄公式HPのものを引用 我らがタイガースの親会社でもある阪神電鉄ですが、創業120周年の節目として、再来年の春に出るのが2代目3000系です。初代3000系は、本格的な特急車として梅田~三ノ宮間25分運転を実現した阪神近代化のパイオニアで、嘗ての赤胴車を彷彿とさせる赤いカラーリングが採用されます。製造は近畿車両で、デザインはどことなく近鉄の8A系のものに似たデザインになるようです。 また、これを機に座席指定サービスを始めることが言及されていて、6両のうち1両が座席指定車となる模様です。そこで、新3000系の座席指定サービスについて、考察をしてみたいと思います。阪神の座席指定サービスは、厳密にはこれが初めてではありません。2022年の12月から翌年の1月にかけて、社会実験的なものとして梅田→青木間で「らくやんライナー」として走った実績があり、そのときは座席定員制で200円を支払うというホームライナー的な列車として運行されています。そのときの反応が良かったのか、いよいよ本格的に新車導入をきっかけとして導入を決めた経緯があります。 さて、再来年のサービス開始についてですが、姫路までの直通特急や奈良~三ノ宮間の快速急行ではおそらくはないでしょう。これらで導入する場合、山陽や近鉄との車両の乗り入れや座席指定車の運賃に関して細かい調整が必要であることから、先ずは以下の系統から始めることになるかと予想しています。 1、梅田~須磨浦公園 or 東須磨間(特急の須磨乗り入れ系統) 2、梅田~三ノ宮、元町、高速神戸、新開地のいずれかの特急 先ずは1編成から始め、徐々に増やしていくのは阪急や京阪と同じパターンを踏んでいくものと思われます。値段は400~500円で、これも阪急や京阪と同じ価格帯で設定するのではないでしょうか。シートはLCカーではなく、リクライニングシートでサービスの差別化を図る見込みです。LCカーだと、近鉄に乗り入れる一部の快速急行でクロスシートで走る場合があるので、文句が出るでしょうからこだわってくるポイントであると言えます。 阪神間の移動では、阪神は一番時間がかかりますが、大阪市内では北新地や西梅田、神戸市内だと神戸市役所や旧居留地へ移動するときに有利ですので、利便性はあります。これに付加価値をつけて勝負を挑んできますから、京阪間だけでなく阪神間のプレミアム化についてもいよいよ本格的に始まっていきますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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