なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

2023/01/24(火)18:00

フルーティアふくしま#3

観光列車(90)

乗車記のメインイベントは何といっても食事です。バルコースはなかなか乗れないイベントですので、ワインもそうですが、アルコールに合う料理が売りなのです。 通常運行されるスイーツコースでは、季節のスイーツが2品とこれに福島産の桃ジュースが提供されますが、バルコースを選択したので、ワインに合うオリジナルの料理を味わうことができました。乗車時にはこの料理がセッティングされています。 料理は〆にスイーツも出されますが、メインは肉と野菜をふんだんに使ったイタリアンでした。この料理を提供しているレストランは、郡山駅の近くにあるイタリアンマシロさんで、地元の食材の並ぶ本格派の料理はワインが進みましたね~(^~^)。以下、当日出されたメニューです。 【メニュー】 ふくしま逢瀬ワイナリーのワイン ・Vin de Ollage シャルドネ 2021 樽熟成(白) ・Vin de Ollage メルロー 2020 (赤) 特製イタリアンセット(イタリアンマシロ) ・もものすけ(サラダカブ)と苺の生春巻き ・椎茸と万吉どん(玉葱)のタルト ・伊達鶏のガランティーヌ ・常磐産メヒカリのインパナートと葱のグリル~冬野菜のタルタル~ ・ローストみかんのマスタードソース~御前人参のマリネを添えて~ ・完熟苺と2種のサブレサンド ワインは白と赤はそれぞれ1杯ずつの予定だったのですが、ワイナリーさんの御厚意でおかわりを頂くことができました。これは太っ腹でした!管理人はこの後、仙台市内で地下鉄の乗り潰しと牛たんが待っていたのでおかわりは1杯のみにしましたが、料理に合うシャルドネとメルローは、香りを楽しむ辛口の大人のワインでした。いずれのワインもしっかりと堪能させて頂きました。そして、料理は肉系のものは、白ワインでも好適のあっさりとした食の進むものでした。管理人のおススメは椎茸と万吉どんのタルト。キッシュロレーヌに近い味わいで、しっかりとした食事としても非常に美味しかったですよ(^~^)。苺の生春巻きは、サーモンや海老の生春巻きをイメージしている方にとっては、フルーティな珍しい味だと感じるのではないかと思います。 また、郡山駅での手続きの際に頂いた2枚の記念乗車証は、列車の下車後に使える逢瀬ワイナリーさんの割引券とイタリアンマシロさんのドリンクサービス券になっていて、3月まで使えるバウチャーにもなっています。取っておいても記念にはなりますが、行く機会があればなあ~と思います。 ホットコーヒー、ホットティー、アイスコーヒー、アイスティーとミネラルウォーターは飲み放題です。ホットについては、注文をすれば座席まで持ってきてくれます。冷たい飲み物はセルフサービスで自分で楽しむ方式です。パッケージ料金なので、追加料金がないのはうれしいですね。 ホットコーヒーは専用のコーヒーサーバーで提供されます。36ぷらす3やふたつ星4047とは違うタイプですが、挽きたてのコーヒーを飲むことができます。 1号車のカウンターでは、ワインのおかわりをその場で出してくれました。メルローは辛口ながらもアルコール分が11%とやや抑えられているので、女性好みの味かもしれませんね。 車内販売では、提供されたシャルドネとメルローの他にも、シードルを買うことができます。シードルは、最近までグランクラスの車内で飲むことができましたが、残念ながら提供終了になってしまったので、りんごの旨味の生きたシードルは希少価値が高いですよ。 車内販売では、車内限定のトートバッグやマグカップ、マスキングテープなどの実用品も購入ができます。年内いっぱいですのでお早めに。 ホットコーヒーとホットティーはロゴ入りの紙コップで持ってきてくれます。隣はおかわりの分のメルローです。 福島を過ぎると、途中で5万人乗車記念のクッキーを頂くことができました。人気のある列車だけに代替車の登場が期待されるのですが、これについての内輪話については、次の4回目で綴っていきます。4回目は郡山車掌区の車掌さんやびゅうトラベルサービスのスタッフさんとのお話です。

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