なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

2024/09/07(土)22:23

海里#4

JR東日本のってたのしい列車(24)

海里の乗車記、食事の後は後半戦です。 羽越本線は全体の約半分の距離が複線化されていて、日本海縦貫線らしく物流の大動脈として貨物列車の往来が多い区間です。山形と新潟の県境を跨ぐ区間は、嘗ての北陸本線と同じように日本海沿いを走ります。 車内ではテレビに走行映像が流れるので、座席車に座りながら前方の様子が確認できます。これはあつみ温泉停車中の様子。あつみ温泉は県内有数の温泉保養地で、駅からも歩いて30分と割と歩いても行ける距離にあります。海里の停車駅はいなほに準じたものに設定されているので、快速列車ながらも特急並みに少なく、これは先代のきらきらうえつの時代を踏襲したものです。 鶴岡~桑川間では途中、徐行区間が何か所が設けられていて、速度を落としてくれるスポットで撮影ができます。去年はこのような天候ではなかったので、穏やかな海の様子が撮れました。 車内からはこのように日本海を間近に見られるシーンも。 県境を越えると桑川で30分ほど停車します。東北から信越へ。ここで、2回目の散策タイムです。ただし、冬期ダイヤでは停車時間が短くなっているので事前にダイヤの確認を。 桑川には駅舎と道の駅が併設していて、お土産だけでなく海鮮丼が食べられるレストランがあります。食事が楽しめる停車時間ではないので、軽い散策とお土産タイムに充てるのが賢明です。 桑川のスポットは国の名勝にも指定されている笹川流れ。奇岩や孤島などが並ぶ風光明媚な場所です。駅から海まではすぐそこなので、歩いて向かえます。 このような伊予灘ものがたりのロゴに近いものも撮れます。陽の光に映える日本海の様子です。 発車の3分前にはスタッフが合図を送ってくれますので、時間を確認しながら車内に戻りましょう。長時間停車の際は、あまり遠くに行くのは禁物です。散策タイムが終わると新潟に向けて残りの区間を爆走します。次の最終回では、車内販売と他のサービスについてもアップします。

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