実食・或る列車の焼き菓子と紅茶
タイトルに「或る列車」を使っているように、或る列車でしか手に入れられないお菓子と紅茶のネタです。或る列車の車内販売は乗った人限定なのが基本ですが、不定期のイベント時にはこれらの商品が限定で販売されることがあります。車内で味わえる焼き菓子と紅茶、入手してきました。家で或る列車が楽しめる貴重な商品です。写真は再掲ですが、SL人吉のファイナルランのときに博多駅で物販を行っていて、SLグッズと並行して売られていました。その際に手に入れたのが特製の黒い缶に入った焼き菓子と星の紅茶のティーバッグです。黒い缶には或る列車のエンブレムが入っていて、お菓子を食べた後も有効利用ができるようになっています。コーヒーやティーバッグのお茶など、他には乾物を入れる缶としても重宝しますね。缶の反対側には別のロゴが。一見、缶は2種類あるのかと錯覚してしまいましたが、同一のものでした。缶を開けると、特製のマドレーヌが3個とフィナンシェが2個入っています。この焼き菓子、或る列車の車内で食べられる料理を監修しているNARISAWAの成澤由浩氏がプロデュースしたもので、家に帰っても車内での余韻を楽しめるように作られています。材料に鹿児島の喜界島の黒糖や大分の柚子が使われており、和の素材がふんだんに盛り込まれたお菓子に仕上がっています。これに同じく車内で提供される星の紅茶を組み合わせました。星の紅茶は八女で作られている和紅茶で、生産量が限られている貴重なものです。苦みの少ないあっさりした味で、砂糖やミルクは逆に入れない方が美味でした。甘味と合わせて楽しむ紅茶ですので、ストレートでお楽しみください(^~^)。フィナンシェやマドレーヌは、普通はバターの味がふんだんに効いた洋菓子ですが、こちらは柚子が香る優しい味で、黒糖のまろやかさと相まって甘さ控えめの上品な一品です。年輩の方が喜ぶテイストのお菓子でした。この2品は小倉工場の一般公開やウォーキングイベントでも売られていない物なので、2年半前に博多駅で或るカフェが行われていたときに狙っていました。ところが、早々に売り切れてしまい、管理人にとっては幻の味になりかけていたところでしたから、やはり足で稼ぐものですねえ。今度は今月の26日からかんぱち・いちろくが久大線を走り始めますが、そのときの車内で買えるかどうかそのあたりもチェックしておきたいと思います。