銀河の構造を考えるとき
銀河の構造を考えるとき 銀河を頭で考えても感覚的にはまったく判りません、ここは体験するしか無いのです。 まず、大きなタライを用意してください、それとピンポン球を2つ、あとは水に浮く細かな物、例えば発砲スチロールを細かくしたものでも良いです。 次に用意したタライに水を半分程度入れてください。 そのタライの水に手を入れて大きくゆっくり回します、これは右回りでも左回りでも構いません。 渦が出来たら、ピンポン球を2つ、くっつかないように適当に入れます、2つのピンポン球が回りだしましたね。 ここで、解説。 このとき、ピンポン球2つは確かに回っていますが、それは人間の目で見るからですね。 一つのピンポン球からもう一つのピンポン玉を見た場合を考えてください、この2つのピンポン球は相互に回っていますが、互いは静止しているかのように見えますよね、つまり距離が一定です、離れもしない、くっつきもしない。 これがアインシュタインの「相対性理論」の証明でもあります。 「それぞれが動いているとき、同じ方向、同じスピードであれば、互いは止まって見える」、というものです。 逆に静止している物でも自分が動くことによって、そのスピードで遠ざかっていくように感じます、これも同様の「相対性理論」です。 また、水の分子とピンポン球もまた一緒に回っている為に常に静止している状態になります、これを確認する為にそこに水に浮く細かな物を入れてみてください。 2つのピンポン球も、水に浮く細かな物も、同じように周り、それぞれが離れもせず、くっつきもしませんね。 このとき、この水の渦が「銀河」そのものです。 そしてピンポン球は太陽や地球などの星、水に浮く細かな物は他の星です。 でも、これらだけでは渦は出来ませんね。 そうです、質量を持つ流体が必要なのです、それなりの物質の存在が不可欠なのです。 このタライの中に満たされている渦を巻く水こそが「ダークエネルギー」の正体なのです。 本を沢山買ってきて、読むよりも、自分で体験してみたら、こんなにも簡単に理解できます。 たった1分で「銀河」と「相対性理論」、「ダークエネルギー」がタライ一つで3つの事象が体験できましたね。 これが、私の推奨する「体験による学習法」です。 物事をイメージで捉えれば文章を読む数百倍の記憶が出来るんです、そしてそれは確実な記憶として残ります。 だから、「理論より行動!」。