|
カテゴリ:運命波学的思考
自己を知る-10
五行思想が生まれたきっかけは「繰り返される黄河の大洪水、寒波、枯水などの自然災害を予知する目的」だったのです。 研究が進むにつれ月齢による暦を創出し、地球の他に5つの星が太陽を回っていることなど、多くの発見と研究成果が誕生していきました。
私が、最も驚く事実は天体望遠鏡が無い時代に、太陽を横切る丸い影の発見を皮切りにどうして5つの惑星の存在を知りえたかということでした。 これらの惑星は、「五行思想」の本質である「木、火、土、金、水」という5つの元素に割り当てられ、太陽に近い惑星から水星、金星、火星、木星、土星と命名されました。 この惑星の名前が、今も尚中国文化圏でそのまま使用されている事実にも驚かされます。
ちなみに土星の外側に太陽を回る他の惑星(天王星)の存在が発見されたのは、それから1500年も後のことです。 その後、「五行思想」は多くの研究者によってカテゴリー別に研究されていきました。
「五行思想」の元である方位と色による関係を更に深く解いた「風水」、生まれた日による人類への宇宙リズムの関与を解いた「四柱推命」などは今も尚進化している優れた学問として確立しています。 更に、その後「五行思想」とほぼ同時期に発祥した「陰陽思想」と合体し「陰陽五行思想」に変りました。
これらの理論は世にいう「占い」とは違います。 「陰陽五行思想」から生まれたものは、数学・科学・統計学の集合体である学問や思想なのだと考えています。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.01 17:28:44
[運命波学的思考] カテゴリの最新記事
|