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カテゴリ:気質の本質
波気の本質-5
ところで、地球に存在する「空気」はなぜ、地球に留まっていられるのでしょうか? その答えはそれぞれの気体には質量(重さ)があるからです。 その重さが地球との重力バランス(引力)によって留まっていられるのです。
例えば同じ惑星でも地球よりも小型で軽い火星は質量が小さすぎて大気を留めておけません、したがって大気はほとんどないのです。 ただ、同じように地球よりも僅かに小さな金星は酸素こそ少ないのですが、風が起こっている現象が観測されており少なからず大気(ガス)があることが認められています。
この気体の重さ、つまり「空気」に質量が有ることによって多くの現象が起きます。 一つは突風などの早い空気の流れで家などは破壊され木々は押し倒おされます。 これは「空気」に重さがある証拠です、従って速度と質量とによってエネルギーが生まれます。
またこの質量によって粘度が生まれ、結果摩擦が生じます。 鳥や飛行機は、この「空気」の摩擦を上向きの浮く力である「揚力」に変え空を飛べるのです。 人間も走ると押し戻されるような抵抗を感じます、これが「空気」の粘性故のもので無色透明で何も無いように思っても、普段と違う特別なことをした時に「空気」はしっかりとその存在感を示すのです。
「空気」が無ければ「木=生命」は生きられません、「火」は「空気」が無ければ生まれません、「土」は空気がなければ荒廃します、「水」は「空気」の結晶とも言うべき液体です。 「水」はつまり「空気」から作られているのです、「金=金属」は「空気」が無くても存在だけは出来ますが、「金=金属」としてのその価値は「空気」によってもたらされているのです、そう「金属」はどのように土壌から分離されるかをを考えれば判るでしょう。 (完了)
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Last updated
2011.11.15 20:29:37
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