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カテゴリ:気質の本質
土気の本質-3
さて、水晶の振動とは別に「土壌」のベースである地殻ということで考えた場合、どうしても切り離せないのが、「地殻変動」や」「火山」でしょう。 どちらも地殻が振動します、これが地震と呼ばれているものです。
地球は生まれたばかりは赤く燃える溶岩の塊でした、それが徐々に冷やされることによって地殻が生まれました。 この地殻は地球の薄い膜のようなもので、マグマ(地球内部に残された溶岩)の上に覆われているのです。
マグマの表面が固まる時の歪が幾つかの地殻プレートを形成し、その地殻プレートはそれぞれが地球の自転運動の作用でゆっくり動いています。 この地殻プレートの動きは地殻プレート同士が押し合ったり引きあったりしてバランスを取っているのですが、ある時にこの力を支えきれなくなり地殻プレートにずれが生じます、このときの振動が地震という現象になるのです。
「火山」は、地球の中心にあるマグマが地殻の弱い場所に集中することで表面にマグマが噴き出す現象で、このとき水分を含んだ土壌と高温のマグマが接触することで水分が一気に水蒸気となり大爆発を起こします。 これが火山性の地震のメカニズムです。 また、近年地震は「月」にも発生していることが発見されました。 「月」の地震は「月震」と呼ばれており、月の内部も地球と同じような構造をしているのではないか、そうなると多くの鉱物が「月」の内部にはあるのではないかとの推測が生まれ、この数年は競って「月」の探査に世界中の国が乗り出しています。
日本でも2007年9月に打ち上げられた「かぐや」が子機「おきな」と「おうな」を使い、世界で最初の本格的な「月」の解明で多くの成果を上げたことはご存じのとおりです。 その後、アメリカや中国では、「月」に探査機を数十メートルも打ち込んで内部の直接調査を行う計画が2010年の今年あたりから本格化します。
「土」の総称である「土壌」に空気が重要なこと、そしてそのベースである「地殻」は振動すると地震や火山を発生させること。 また鉱石の一つ水晶は自身が振動すること、これもまた土気と波気の相対性な本質ですね、これらは意味が解る人には実に興味深い話ではないでしょうか。 (完)
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Last updated
2013.01.03 15:56:21
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