常識の罠
常識の罠 さて皆さん、常識って一体何でしょうか? 話は変わって、どうして人間は10進法で計算するのでしょうか、それは指が10本だからでしょうか? では、コンピュータは何で2進法で計算するのでしょうか、それは電気的状態がON(0)とOFF(1)の2つの状態しかないからでしょうか? ではもし人間の指が8本なら1,2,3,4,5,6,7,10,11・・・、という8進法になっていたのでしょうか? 人間は生まれたてのころは全ての情報を吸収します。 しかしある程度の情報が蓄積されるとそれが経験として、その後の情報も処理してしまいます。 つまり、これが常識、言い方変えると「経験によるフィルター」と言えます。 従って常識にあまりにも捕らわれると、正確に物事を理解できないようになります。 雷は、つい最近まで「神の仕業」でした、しかし今では科学的に解明され放電現象(自然現象)と皆が理解できます。 しかしこれを当時の人々が理解し納得するのに多くの時間を要したのは想像するに易しいですね。同じように地動説、万有引力、相対性理論、全てがそれまでの常識を覆す事実なのです。 つまり、今現在では常識とされているものが、将来的に実は全くの似非で実態や事実とは異なると言う事項も多いにありえるということなのです。 常に頭を柔軟にし、多くの情報を正確に選別し情報操作に惑わされる事の無いようにしていただきたいと思います。 そこで、提案。 ・情報の裏にある隠れた情報を見抜くこと。 ・情報はまず疑うこと、自分で調査して事実と認めること。 ・常識=賛成多数を疑ること。 ・否定しては正確な情報を得る事が出来ない、疑問と否定は異なるのです。 ・人からの情報は最後まで聞くこと、途中までの情報は不正確である。