沖縄日和、改め四十路目前のゆるい日常

2005/02/05(土)09:47

クリスマスの思い出

生活つれづれ(34)

もうすぐクリスマス。 クリスチャンでなくても、子供でなくても、街のイルミネーションや、音楽、気持ち がウキウキしてくる。 私は、4人きょうだいでそれほど裕福ではなかったので、クリスマスツリーとは無縁 だった。ちゃんとプレゼントはもらったけど… クリスマスツリーのきらきら光るイルミネーションが憧れだった。 父は、ツリーを置く場所もない我が家に、ベニヤ板で大きな木をかたどり、階段沿い の壁に平面のツリーを貼り付けてくれた。緑の色を塗って。 私たち子供は、色紙や綿で作った飾りをそれに画鋲で貼り付けていった。 思っていたツリーでは全然なかったけど… 今考えるとまめで器用で子供思いの父だったな。 最近は年をとって日曜大工をする体力もなくなってきたけど…(そういえば、子供の 頃大工になるのが夢だったけど、家業の薬局を継いだといっていた。) そんな思い出からか、クリスマスツリーに対する思い入がある。 池袋から、歩いて2駅の我が家。散歩がてらに、立教通りを通って歩いて帰った。 最近は、洒落たクリスマスツリーをたくさん見かける。ソニープラザとか、ミキモト 本店とか… 立教大のクリスマスツリー。 樹齢80年、25メートルもあるヒマラヤ杉の素朴なツリーは、子供の頃を思い出させて くれる、暖かいツリーなのだ。 そういえば、去年のクリスマスイブのおかずは。サバの味噌にだった。もう、ロマン チックなクリスマスとは無縁になりつつある…

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