沖縄日和、改め四十路目前のゆるい日常

2005/07/11(月)18:15

登川誠人プレゼンツ『沖縄・奄美、島々のうた』見てきました

大田区民ホールで、行われた登川誠人プレゼンツ『沖縄・奄美、島々のうた』見てきました。 登川さんの三線はCDでちょっとだけ聞いたことがあるのですが、(たぶん去年の琉球フェスティバルに出ていたと思うので見たことあるとは思うのだけど)どんなに凄い人かは良く知らないのです。 一応琉球民謡協会の名誉会長だそうです。 これだけの人たちを集められるのだから凄い人です。 とても小柄で、ユーモアあふれた楽しい三線でした。 名誉会長というからもっと厳格な人かと思っていましたが。 (三線の教室で流派がいくつかありますが私の受ける印象は、師弟制が厳しくとっつきにくい印象がありましたが) 登川さんの三線は(もう随分なお年なので上手い人はもっと沢山いるでしょうが)ソウルを感じました。 もう、神様の域ですね。弦が6本ある六線?の披露もしてくれました。 その他、宮古出身の下地勇、石垣の新良幸人、奄美の築地俊造withRIKKIとの共演も素敵でした。 お目当ての、下地勇(かなりの二枚目なのですが)の新曲も披露していました。 彼は知る人ぞ知るといった感じでなかなか全国区にならなかったのですが、今年はブレイクする予感。8月?には(7月だったかなあ)BIGENの島袋優さんプロデュース(ギターの方ですが、最近今井美紀に楽曲提供するなど、ソロ活動も精力的で、とにかくギターが上手く才能あるミュージシャンです)で、初の大和語(いつも宮古言葉の普通の人には詩が解らない曲が多いのですが)アルバムを出すそうです。 期待しています。 新良幸人さんは、今回初めてピアノとの共演だったのですが、聴かせてくれました。彼は、八重山民謡を子供の頃から歌っているし、パーシャクラブで様々なジャンルの音楽をうたっているから、どんなアレンジにでもこなしてしまう凄い人です。声も艶っぽく声量もある。三線も彼らしい力強い感じがすごく好きです。(BIGENの『風よ』は彼の作品でもあります) いつ聞いても、期待通りの演奏。MCも面白かった。 奄美の築地俊造withRIKKI。 築地さんは典型的な、民謡の名手と言った感じで、安心して聞ける奄美の歌でした。上手いと言った感じ。RIKKIさんは、透明感ある歌声。30歳ぐらいだけれど、すごくかわいい感じの人。(菅野美穂にちょっと似ている) よっぽど、今売れている歌姫と言われている人たちよりかわいいし歌も上手なのになかなか民謡って売れないものだなあと残念に思いました。がその後、プロフィールを見たら凄い人で、私が知らないだけだったと言うことを知りました。 これだけのコンサート、もうなかなかないなあ。と思いつつ是非来年も開催してほしいと切に願う私でした。 今年の琉球フェスティバルの面子より良いかも… 下地勇さんについては、8月28日上野で、アララガマフェスタにも出演しますので是非行ってみてください。(残念ながら私は久米島旅行のため行けないのだけれど)

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