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From クルンテープ

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最後の健診~出産前日~

9月17日

予定日前の最後の健診。
先週の健診の時に、「来週は内診して子宮口が開いているかどうか見るね」と先生に言われていたので
ドキドキしていた。
自分では全然わからないけど、少しぐらい開いてるかな? 全然開いてなかったらガッカリだな。

内診は妊娠してるかどうかの検査の時以来。その時は大して痛いと思わなかったけど、
この日は思わず力が入っちゃうぐらいグリグリっとやられて痛い! 

「ああ、もうかなり下がってきているわよ。膜もだいぶ薄くなっているし。
子宮口はもう2センチ開いているから、予定日よりも早く生まれると思うよ」
との先生の声に思わずにんまり。やっぱり、そうじゃないかと思ったんだ! 
内診台から降りて、あらためて先生と話す。
「あと1週間もしないうちに生まれるよ。いよいよだね。」と言われ、どうしても頬がゆるんでしまう私。
それを見て通訳さんも先生もニコニコ。先週に続いてNSTをやってから帰っていいよ、とのことで、
次に先生に会う時はきっと本番の時ですね! と心の中で思いつつ部屋を出る。

NSTは分娩室(といっても全室LDR)のある階に移動。
先週はなんと車椅子が迎えに来て、「歩いていけるからいい」と言ったのに「マイペンライ」と言われて
(何がマイペンライなのかよくわからん)乗せられていったけど、今回は普通に歩いて移動させてくれたので良かった・・

子宮口が開いているついでに、NSTやったら「あ、もう張りが来てますよ」なーーんて
言われたりして・・と勝手にドキドキしてたけど、その期待?はあっさりハズレ、
お腹の張りを示すグラフは平穏そのものだった。
ま、いいか、これでもう少しでも陣痛が来てるなんてことになったら、明日の夜バンコク入りする
両親を迎えに行けなくなっちゃって困るし。

帰りがけにロビーのトイレに寄った。
立ち去ろうとしたとき、突然半年前の情景がフラッシュバックした。
つわりの真っ最中のころ、健診は終わったのに余りの気持ち悪さ、吐き気に、タクシーに
乗ることもできず、このロビーのソファに倒れこんでたなあ・・
そしてとうとうこのトイレに駆込んだんだっけ・・・
あの頃は流産したらどうしようっていつも心配してたなあ、つわりもホント辛かった。
でもとうとうここまで来たんだ、もう出産は目の前なんだって、しみじみと感慨にふけってしまった。

帰宅後、少量の出血。
内診の刺激でちょっと出血すると思うけど心配しないように、と先生に言われていたので、
最初はなんとも思わなかったけど、夜になっても少量ながら出血が続いている。もしかして「おしるし」? 
なんとなくお腹もだるいような気がする。それも内診でグリグリやられたせいなのか。
それとも「子宮口が2センチ開いている」っていわれたから「出産までもう秒読み」の自己暗示に
かかっちゃっただけ?

「夜中に陣痛で目が覚めたりして・・」と思いつつ就寝。



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