よく頑張ったほうだと思うよ
さて、ジャンクで買ったUPS ES500。5年半前以上の製品で本体はともかく、バッテリはダメだろうなぁ、と思って充電したら何はともあれ充電完了してしまった、そんな話の続きです。こんなんとりあえず充電は出来ているようですが、実際使いものになるのかどうか、簡単にチェック。至って単純に電気スタンド(60W)を接続し、UPSのコンセントを抜いて見ます。スタートコンセントを抜いた時、一瞬消灯したような…んで、残量は抜いた瞬間から 90%→80%→70%とぐんぐん減り、僅か20秒足らずで残量52%。こりゃあダメかなぁ?と思ってたらここから脅威の粘りを見せます。52%から減る速度が急に遅くなり…5分後 45%20分後 15%28分後 1%んで、30分40秒後 0%この後しばらくして、電球が消えましたのでだいたい31分持った事になります。結構持つもんだと。ちなみに、ES 500の説明書によれば、バックアップ時間は65Wのとき 約43分97Wのとき 約26分とあります。それに比べたら短いですけど、まあ十分ですね。ただ、一つ気になるのが、電源を断った瞬間に一瞬消灯したような気がしたこと。というわけで、また延々と充電をし実際PCに繋いで実験。PCの電源をUPSに繋ぎ、まずは通常に起動。そしてUPSのコンセントを抜く…PC落ちました。落ちて再起動。繋げていたワットチェッカーを見てたところ、抜いた瞬間に少なくとも電圧が94Vまで落ちました。ワットチェッカーは一秒刻みですので、瞬間的にもっと低電圧になってる可能性があります。…PCが落ちてしまうような状態では使い物になりませんね。というわけで、そのまま使うのはちょっと実用的ではないのでバッテリ買いました。ちなみに6,920円まあ、廉価なUPSなんてものはバッテリ代がそのほとんどを占めているようなものなので、逆な言い方をするとバッテリ新たに買うくらいだったら新品のUPS買うのとさほど変わらんじゃないか、という意見もあるでしょう。実際本体 1,980円 + バッテリ 6,920円 = 8,900円と、後継のES550が変えてしまう値段になってしまいます。まあ、それはそれ、コレはコレ。少しは楽しめたから良しとしましょう。