誰得検証2018
さて、BOINC用にCoffeelake、Core i7 8700K機を投入してしばらく経ちました。ということで、その他のRyzen機とKabylake機ともども、とある10日の間でどれくらいWCGのポントを稼いだかを調べてみました。だから何だ?という意見もありましょうが、ほとんど自分のための記事です。その1 CPU:Core i7 8700K 3.7GHz(6C12T)のマシン 実時間一日あたりに得られるポイント(平均) 67,095ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約67Wその2CPU:Core i7 7700K 3.8GHz(4C4T)のマシン実時間一日あたりに得られるポイント(平均) 46,237ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約55Wその3CPU:Ryzen7 1700 3GHz(8C16T)のマシン実時間一日あたりに得られるポイント(平均) 73,811ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約70W消費電力については必要最小限の構成時のものです。Ryzen機に至ってはビデオカードもありません。クロックが一番低いRyzenが一番ポイントを稼いでくれます。やっぱBOINC(WCG)は多スレッドのほうが有利なんですかね。ちなみにi7 7700Kは定格4.2GHzですが、消費電力を抑えるためにクロックダウンさせてます。んで、さらに消費電力という点を踏まえて一番優れているのはどれかを比較してみたいと思います。で、どう比較するか?日産ポイント/消費電力という、おおよそこのblogでしか意味を成さない数値をはじき出して比較することにします。ちなみに、その値が大きいほうがワットパフォーマンスが良い、という事になります。その1 Core i7 8700K 3.7GHzの場合 67,095/67 = 1,001.4その2 Core i7 7700K 3.8GHzの場合 46,237/55 = 840.6その3 Ryzen7 1700 3GHzの場合 73,811/70 = 1,054.4ワット当たりのパフォーマンスで見れば、Ryzenが一番。やっぱ8C16Tは強いですねぇ。ついこの間引退したCore i7 6700 3.4GHzを同じような条件で測定した場合の値が1,026くらいでしたらから、それよりも良いということになります。まあ、この値がどれくらい良いとなんなんだ?というところはうまく解説できないんですけども。ただ先にもあった通り、Ryzen機はビデオカードなしでこの消費電力なわけで、違う言い方をしますと普通のPCとして使うことは望むべくもないわけでして、完璧にBOINC専用になってしまいます。なので、何かあって設定を変更(特にBIOS)するときは結構めんどくさいですね。(そんなに変更する機会はありませんけれども)