余計なこと No.3 4th機の場合 その1
さて、いろいろあって今稼働しているPCに手を入れることになりました。今回は4th機についてみてみましょう。現状の4th機の構成CPU:AMD Ryzen9 3950X 3.5@3.4GHz Vore:0.925VCPUクーラー:AMD Wraith Prism(Ryzen7 2700X付属リテール)マザーボード:ASUS TUF B450MーPro GAMING映像出力:なしメモリ:ESSENCORE(KLEVV) DDR4-2666 16GB×1枚SSD:Intel X25-M(G1) 80GB無線LAN:Buffalo WI-U2-433DMファン:be quiet! SILENT WINGS2 120mm 1500rpm電源:ANTEC EarthWatts EA-450-PLATINUMケース:Coolermaster Elite 361運用方法・BOINC(WCG)実行 24時間起動不満点 クロック、電圧を下げてるとはいえ、リテールクーラーでは夏を乗り切れるか不安。そんなわけで、とりあえず外観Elite361なので結構コンパクトです。なんか前面パネルにシールが書いてありますが、これはElite361を使ったマシンは2台あり、前から見るとどっちがどっちだかわからなくなるためです。「3950X」はもちろん使用しているCPUの名前「Z77-GD55」はマザーの名前…ではなくって、PCの名前です。その昔、Core i7 3770KとZ77A-GD55で組んだ時にOSをインストールして、PC名をマザーの型番にしたためです。ちなみに、マザーの型番は「Z77A-GD55」で、PC名は「Z77-GD55」となっています。「A」が抜けてますね。3770Kは2012年ですから、要するにそこからはマザー取り換え→ライセンスの再認証 というのを延々と繰り返して現在に至ると。もちろん、Windowds10にはアップデートしてます。なので、MSIのモノ、GIGABYTEのモノ、ASUSのモノといろんなマザーメーカーのソフトが入っています。案外動くもんですね。中身は電源ケーブルがとんでもないことに基本的にはビデオカードもなく、ドライブもSSDが1個あるだけなのでケーブルがとんでもないことになってたってあまり構わないのですが。CPUクーラーとSSDこの3950X機は2020年1月使用開始なので実働8か月程度ですが、それでも結構ホコリがたまっていますね。それはそうと、このSSD。まあ、Intel X25-Mなわけですけれども、購入は2009年。なのでもう11年も使ってることとなりますが、いまだに現役です。これは「不満な点」ではないのか?という話もありますが、BOINC機なので性能・容量はあまり関係なく、ちゃんと動いてくれていればそれでいい、という用途にはぴったりなのかもしれません。IntelのSSDはよく出来てますね。ケースファンとして稼働している、be quiet! SILENT WINGS2買った当時で1個3,000円程度と、いっつもサイズのKAMAなんとかというファンばっかり買ってた身としてはかなーり高めなファン。ちなみに、買ったときに書いた記事の表題は「たっけぇ」でした。高いだけあってすごくよかった!…ということはあまりないのですが、まあ、黙々と6年間動き続けてくれてるのでそれはそれでいいファンだと思います。もちろん、これからも動いてもらいますけども。その他、電源ANTEC EarthWatts EA-450-PLATINUMこれは掃除後の姿なので、それなりにきれいになっています。玄人志向のチタン電源 KRPW-Ti500W/94+を使う前に買ってた電源です。これも2012年の年始に購入ということで、すでに8年たっていることとなります。購入当時、この電源について当時の私はこんなことを言ってました。まあ、結果的には、・省エネで・静音で・信頼性が高い電源ということに間違いはありませんでした。こうしてみると、CPUは最新の3950Xなのですが排気ファンは6年物電源は8年物SSDは11年物と、このマシンはかなり高齢化が進んでますね。これらも踏まえ、一番最初の不満点「リテールクーラーでは夏を乗り切れるか」についてどうするか考えてみましょう。「リテールクーラーで夏を乗り切れるか?」って、違う言い方をすると、ようするに「新しいCPUクーラー買っちゃいましょう!」ということになるわけでして、じゃあ、何買いましょうか?ということになるわけです。1 簡易水冷か?空冷か?とりあえず、Ryzen9 3950Xといえば、AMDは「水冷」を推奨しています。新しく買う、という購入欲も満たせますし、何より冷えそうだ。その他、従来からの空冷もあります。後述しますが、おそらくはどちらを導入することになっても、Elite361には入らないでしょうから必然的にケースも買い替えになりますから、大きさについてはあまり考えず、単純に「水冷」と「空冷」どっちがいいかを考えてみます。まあ、冷却効率を考えれば「簡易水冷」でしょうね。AMDも推奨していますし。ただ、このマシンはあまり目の届かないところで24時間稼働をしますから、信頼性という意味では基本的には「駆動部分が少ない」ほうがいいわけでして、駆動部分がファンだけの空冷と、ファンとヒートポンプの2か所か稼働する簡易水冷を比べた場合は、信頼性としては空冷のほうが勝る、ということになります。水冷だって最後はラジエータを空気で冷やすんだからだったら最初から空冷でいいじゃねぇか。とは、どこかで聞いたような言葉ですが、ということで空冷にすることにしました。(ちなみにそう言った方の車は、結果的に空冷ではどうにもならずその後水冷になりましたけれども)2 ケースについて さきのとおり、Elite361では高さ約12cmまでのCPUクーラーしか使えないため、本体ケースも変えることとします。 これについては、「前から欲しいなぁ」と思ってたケースがありまして…Cooler Master MasterBox Q500L外形寸法:幅230mm、奥行き386mm、高さ381mmのコンパクトサイズながらATXマザー、ATX電源が搭載可能。サイドはアクリルパネルで内部が見える。それでいて税込7,000円ちょいとかなりのお買い得。あまりスペースを取りたくないが、その時々によって使うマザーがATX、MicroATXまちまち、そんなBOINC機にうってつけのケースです。まあ、ちっさめのケースばっかり買ってるから廃熱追いつかないんじゃないの?という意見は聞かないことにします。このケースであれば高さ約16cmまでのCPUクーラーが使えますから、選択肢の幅がすっごく広がりますね。3 CPUクーラーについて では、CPUクーラーはどうしましょうか?ということになるんですが、基本的に空冷であればでかいヒートシンクは正義!、みたいなところがありますので、なるべくでかめのモノを選びましょうちなみに、でかいといえばサイズのワロチ…ではなくてOROCHIなんかがありました。ちなみにこれ、当時なぜかわざわざ大阪で買って埼玉まで持って帰ってきたんですよ。何してんの自分もちろん今はOROCHIは売ってないですし、そもそももう使いたいとも思わないので、別の何か…ということでScythe 風魔 弐まあ、忍者 五と迷ったんですが、風魔 弐のほうがファンの回転数が忍者 五より高い(風魔:1200rpm、忍者800rpm)のでこっちでいいかなぁと。このマシンは24時間起動ですが基本別室に置くので騒音はあまり気になりませんしね。というわけで、・本体ケース Cooler Master MasterBox Q500L を調達・CPUクーラー サイズ 風魔 弐 を調達とし、その他・6年使ったファンbe quiet! SILENT WINGS2は清掃の上、他へ転用・8年使った電源ANTEC EarthWatts EA-450-PLATINUMはこの前ダブって買った玄人志向 KRPW-Ti500W/94+へ交換の上、退役。・11年使ってるSSD Intel X25-Mはそのまま続投ということにします。ちょっと長くなってきたので、実際の交換については次回で。