余計なこと No.5 メインマシンの場合
さて、いろいろあって今稼働しているPCに手を入れることになりました。2nd機、4th機、3rd機と来て、いよいよ最後は1st機、ようするにメインマシン。現状のメインマシンの構成CPU:AMD Ryzen7 3700XCPUクーラー:Corsair H100i V2 簡易水冷 120mmファン×2マザーボード:GIGABYTE X470 Ultra Gaming映像出力:MSI GeForce GTX 1070 AERO ITX 8G OCメモリ:DDR4 3600@3200 16GB×4(G.Skill Sniper×4枚)SSD1:Plextor PX-512M8PeY 512GB (PCIe3.0 ×4)SSD2:WD Black SN750 WDS500G3X0C 500GB HDD1:TOSHIBA MD5ACA800 8TBHDD2:TOSHIBA MD5ACA800 8TBHDD3:Seagate ST800DM004 8TBDVD/CD1:Panasonic LF-PB371(SW-5584)DVD/CD2:Pionner BDR-209XJBK2ファン:Define R5付属ファン(Dynamic GP14) 140mm×2 1000rpm (フロント:吸気、リア:排気)電源:ANTEC NeoECO Gold NE750Gケース:Fractal Design Define R5運用方法 使うときに電源を入れて、終わったら電源を切る。 いたって普通の使い方です。 あと無駄に光学ドライブが2台。不満点1 DDR4-3600を積んでるのに、3200でしか動いていない。2 起動用のSSD(Plextor PX-512M8PeY 512GB)が今となっては少し遅い。というわけで、メインマシンなんですがホコリがいっぱいまあ前にも言ったかもしれませんがDDR4-3200が3600で動いたところで体感できることなんかなんもないでしょうしPlextor PX-512M8PeY 512GBだって、Writeこそ800MB/sですが、Readは2,500MB/sあるわけでして…正直なところ不満か?と言われるとまあ、別に…という気もするんですが、それだと先に進まないので、それらを解消すべくパーツをどうするかを考えてみましょう。と、言ってもDDR4-3600のメモリがマザーの制限により3200でしか動かない、ということであれば、マザーボードの交換しかないでしょうし、起動用SSDが遅いというのであれば、SSDを交換するしかないわけでして、メインマシンのマザーボードと起動用ドライブ交換という、それってつまり新しいPCに交換するのとほぼ同じじゃないの?というものになりますね。1 起動用のドライブについて まあ、Read2,500MB/s Write800MB/sでも遅いっていうのであるのであれば、PCIe gen3ないしgen4対応のものになるわけですが、せっかくなのでgen4対応のSSDにしてみました。最近はgen4対応のSSDもそれなりに出てきましたが、その中からSeagate FireCuda 520 1TBSeagateのSSDを選んでみました。まあ、あんまり世間一般では評判は良くなさそうなSeagateですが、私的にはむかーしから使ってきたメーカーですから。FireCudaじゃなくてBarracudaだったらもっとよかったんですけどね。てか、FireCudaってなんなんでしょう?調べてもあんま出てこないですね。2 マザーについて PCIe gen4対応のSSDを使うんですから、基本的にはX570かB550のマザーを選ぶ必要があるのですが、まあ、今買うならB550マザーでしょうかね。で、どのB550マザーにしたかというと…Asrock B550 Steel Legend猫も杓子もSteel Legend!ということで、3rd機に続いて、B550 Steel Legendを導入することに。まあ、あっちはMicroATX、こっちはATXですけれども。てか、おなじSteel LegendでもB550 Steel Legend:2万円台前半B450 Steel Legend:1万円台前半B450とB550でここまで価格差があるのもどうかと思いますが、B550のSteel LegendはB450のそれとは別物なくらい進化してますので、まあしかたないか、と。ということで、何はともあれ現状のマシンを開けてみましょうかこのなんというか、裏配線がされていそうないなそうな、なんかそんな微妙な感じのレイアウト少なくともキレイではありませんね。Plextor PX-512M8PeY 512GBPCIeスロットに物理的にさしてつかうタイプのSSD。それなりに大きくなりますが、放熱という意味ではかなり有利です。ちなみに電源ケーブルがささってますが、ささってなくても動きます。メモリG.Skill SniperXなんかDDR4-3600 16GBが4枚あったのでとりあえずさしました的な理由での4枚使用。安定性を考えたらどうかと思ったりするんですが、DDR4-3200で動かしている限りはこれと言って問題はありませんでした。んで、一通り掃除をして、新しいマザー、Asrock B550 Steel Legendの登場です。てか、箱がでかいです。ちなみにmicroATX版のB550M Steel Legendとは違い、これはただの外カバーであり、中に黒い箱が入っています。マザーはこんな風に入ってますので恒例の結束バンド切りをします。せっかくなので、B550M Steel Legend(左)とB550 Steel Legend(右)を並べてみました。まあ、当たり前ですが似ていますね。チップセットのヒートシンク形状が違うのはレイアウト上当然としまして、VRMのヒートシンク形状もちょっと違ってますね。まあ、B550Mは10フェーズ、B550は14フェーズと違いがありますからね。あとB550のほうにはPOSTコードを表示する7セグが右下にあります。そんなこんなで似てはいますが使用多少異なっています。もちろん値段も異なってまして、B550Mのほうが5,000円ほど安くなっています。一方、PCIe Gen4対応のSSD、Seagate FirecudaBarracudaはオニカマスですが、これは…なんだろう?まあ普通のイキモノではなさそうです。先ほどもちょこっと書きましたが、容量は1TBにしました。単純に、容量が欲しかったのと、512GBと1TBでは書き込み速度にだいぶ差があるようなので。(512GB:2500MB/s、1TB:4400MB/s)こんなちっさい板で2万5千円もするのか…と思いましたら、よく考えたらあんなちっさい石でも10万円くらいするので、それに比べれば大したことないですね。【参考】あんなちっさい石が入った箱なにはともあれ、マザーにSSDを装着します。B550 Steel LegendはCPU側のM.2スロットがGen4対応。ヒートシンクには熱伝導シートが貼ってあります。SSDを袋から出しますがハサミを使って開けましょう。この瞬間がワクワクします。マザーに取り付けました。で、こっからがちょっとめんどくさいのですが、新しく買ったFireCudaはもちろん起動ドライブとして使うわけですが、通常の2.5インチSSDであれば玄人志向 KURO-DACHI/CLONE/U3こんなのに旧ドライブと新ドライブをいれてボタンぽちっとなでコピーが完了するんですが、今回は・コピー元 Plextor PX-512M8PeY 512GB :PCIe接続・コピー先 Seagate FireCuda 520 1TB :M.2接続となりますから、「こんなの」が使えません。さらに、その他地味にデータ用として・WD Black SN750 WDS500G3X0C 500GB こんなのもありまして、これもFireCudaの1TBにまとめてしまおう、ということで、以下のような手順で環境以降を行いました。1 新システムドライブ:FireCuda520をマザーに取り付ける2 データドライブ:WD Black SN750を同じくマザーに取り付ける3 旧システムドライブ:PX-512M8PeYをマザーにさし、Windowsを起動させる4 EaseUS Todo Backupを使って、PX-512M8PeYの内容をFireCuda520へコピーする5 コピーが完了したら、PX-512M8PeYを取り外し、FireCuda520から起動できるか確認する。6 5が問題ないようだったら、FireCuda520にコピーされた「回復パーティション」をdiskpartにより削除する。 →Cドライブ(約500GB)と後ろの空き容量(約400GB)の間に回復パーティションがあり、このままではCドライブの容量を増やせないため。7 回復パーティションを削除し、Cドライブの容量を目いっぱいに広げる(約900GB)8 WD Black SN750の内容をFireCuda520にコピーする9 8ののち、WD Black SN750を取り外す →これがついてるとSATAポートが2つ使えなくなるので。10 終了こんなところですかね。というか、マザーと起動ドライブ変えてるのにWindows新規で入れなおさないんですか?という意見もあろうかと思いますが、基本的にウチではマザー変えたくらいではWindowsは入れ替えてないですね。このWindwos、いつから使ってるんだろうか?Ryzenにする前はCore i3 8350KとZ370マザーでしたが、そこでは入れ替えてないので…わからんですね。まあ、何はともあれ、マザーと起動ドライブの入れ替えも無事に終わり、4枚挿しで3600はどうなんだろうかと思いましたが、まあ、XMPの設定を読み込んで一応DDR4-3600で動いてるようです。というわけで、こんな構成になりました。CPU:AMD Ryzen7 3700XCPUクーラー:Corsair H100i V2 簡易水冷 120mmファン×2マザーボード:Asrock B550 Steel Legend映像出力:MSI GeForce GTX 1070 AERO ITX 8G OCメモリ:DDR4 3600 16GB×4(G.Skill Sniper×4枚)SSD:Seagate FireCuda520 1TB PCIe4.0 ×4HDD1:TOSHIBA MD5ACA800 8TBHDD2:TOSHIBA MD5ACA800 8TBHDD3:Seagate ST800DM004 8TBDVD/CD1:Panasonic LF-PB371(SW-5584)DVD/CD2:Pionner BDR-209XJBK2ファン:Define R5付属ファン(Dynamic GP14) 140mm×2 1000rpm (フロント:吸気、リア:排気)電源:ANTEC NeoECO Gold NE750Gケース:Fractal Design Define R5まあ、費用対効果を考えるとどうなんでしょう?という入れ替えでしたけれども、すげー \(^o^)/はえー \(^o^)/と、自己満足度はかなりのもんです。なので良しとしましょう。