|
カテゴリ:PC:Mini-ITX
さて、
【力業】 ちからわざ 1 力のいる仕事。力仕事。重労働。 2 強い力を頼みに行うわざ とあります。自作PCにおいては ・他の不利益には目をつむり、当初の目的を達成するため驀進すること。 なるべくであれば使いたくはない手段。 とでもいうんでしょうか? 何の話?Atom330搭載のD945GCLF2の静音化の話です。 概要としては ・チップセットに乗っているファンがうるさい ・ファンをとめるとえらいこっちゃになる。 ・ヒートシンクがフック式で固定されているので、他のものに変えるのが難しい。 というところまできてます。 となると、ファンの交換になるわけなんですが、最初から乗っている4cmを回転数の別の少ない4cmファンに変えるのが一番手っ取り早い手段ですが、如何せん小さいファンですからそんなに大幅に騒音は減らないんじゃないかと。というわけで別な手段を考えます。 ファンの騒音を減らして風量を保つにはファンの口径を大きくするのが定石です。 ・・・そんなこといわれなくても分かってる。 どうやって乗っけるんだよ? という意見が返ってきそうですが、まあ、あれこれ考えても仕方ないので、とりあえず乗っけてみたらいいんじゃないですか? まず、現在D945GCLF2はDiracのMini-ITXケース、Noah 800-Bに入れて使ってるわけなんですが。 横から見た図 ![]() チップセット上に比較的空間があります。 というわけで ![]() とりあえず4cmファンを外します。 んで、ココに8cmファンを乗せてみましょう。 ・・・どうやって? まあ、何はともあれ乗せてみればいいんじゃないですか? ということで ![]() とりあえず乗せてみました。 どうやって固定するんだよ? ![]() ここで。結束バンドを使って固定してあります。 他の3箇所はどうやって留めるんだよ。 他?留めてませんよ。 そんなんで大丈夫なのか? 大丈夫じゃないですか?たぶん。 ・・・とりあえず、ファン交換ということで真っ先に思いついた方法ですが、如何せん力業感が相当否めない方法なので、出来れば使いたくない手段でしたが・・・他に方法が思いつかないもんで。 後述しますが、ファンが低回転なため、1箇所止めでも振動したりすることはありません。 ただし、縦置き厳禁ですが。ファンがずれますw というわけでケースを組み立てて実用に耐えるかテストしてみます。 今回取り付けた8cm、本来であれば1200rpmくらいのものが良かったのですが、あいにく手持ちに1200rpmのファンがなかったため、1600rpmのファンに抵抗かませて1000rpmくらいで動かしています。音はほとんど聞こえません。 この状態でBOINCを起動させCPU使用率を100%にし、24時間ほど回してみました。 室温:25~28度という環境下で各温度はだいたい以下のようになりました。 ![]() (測定ソフト:EVERST) また、チップセットのヒートシンクの実測温度は41度くらいでした。 ケース本体も特別熱くなっている様子もなく、まあ、問題ないんじゃないかと。 チップセットファンの騒音でお悩みの方、参考にしてみてはいかが? いや、こんなの参考にしないほうがいいかもしれませんが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[PC:Mini-ITX] カテゴリの最新記事
|