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2010.12.20
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カテゴリ:PC:消費電力
 さて、早くも第3弾目にして、コレは一体何の意味があるんだろうという感をかもし出してきたAM3マザーの局所的レビューですが、今回はMSIの785GM-E65を取り上げます。

簡単な説明は
コチラ
第1回 いつもの消費電力AM3 その1:GA-880GM-USB3
第2回 いつもの消費電力AM3 その2:A88GM 

・箱
10121501.jpg
価格:4,980円(中古) BIOSは2.9にアップしてあります。

・主な仕様、特徴
 AMD785G+SB710
 一世代前のマザーですが、新品で取り扱っている店舗も多く、またそれなりに使用者も多いためレビューなども多い。
それなりの価格でそれなりのマシンを作るのに最適な一枚。
私的にはマザーボードは中古でも気にしない。
そもそも現在のメインマシンのマザー(GA-P55A-UD3R)も中古ですし。


・マザー外観

CIMG3246s
黒基調でMSIっぽい。
まあ、黒かったら何かいいことがあるわけでもないですが。

10121502.jpg
ヒートシンクに書いてある通り、TDP125WのPhenomII X6 1090Tにも正式に対応してます。(BIOSUpは必要ですが)

・電圧設定など
 
電圧設定できる項目自体はいっぱいあります・・・が、
CIMG3248s
※以下の値などはAthlonII X2 235eを乗せた場合の話です。

上から
CPU VDD Voltage    1.1V~1.325V
CPU-NB VDD Voltage 1.1V~1.325V
CPU Voltage
CPU-NB Voltage
DRAM Voltage 1.5V~2.42V
NB Voltage   1.108V~1.337V※
HT Voltage   1.202V~1.454V※
SB Voltage   1.228V~1.472V

※ NB VoltageとHT Voltageはお互い連動して値が変わります。

となっています。
下4つに関してはまあ、そのまま名前の通りなんでしょうが・・・
CPU VDD VoltageまたはCPU-NB VDD Voltage

CPU VoltageまたはCPU-NB Voltage

って一体何が違うんでしょうか?

まあ、「VDD」でググるといろいろ出てはきますが、難しい話は見なかった事に・・・もとい、
置いておきまして、とりあえず現象的には、

CPU VDD VoltageまたはCPU-NB VDD Voltageで設定した値を元に
CPU VolatgeまたはCPU-NB Voltageで設定できる範囲が決まる。

・・・全然分からんですね。具体的には

CPU-NB VDD Voltage:1.1Vのとき
CPU-NB Voltageで設定できる範囲:1.102V~1.458V

CPU-NB VDD Voltage:1.325Vのとき
CPU-NB Voltageで設定できる範囲:1.327V~1.683V

とまあ、そんな感じです。
ちなみにCPU VDD Voltageも同じですが、

CPU VDD Voltage:1.1Vのとき
CPU Voltageで設定できる範囲:0.8V~1.75V

CPU VDD Voltage:1.325Vのとき
CPU Voltageで設定できる範囲:1.025V~1.975V

ですので、まあ、とりあえずCPU VDD Voltage:1.1Vにしておけばいいんじゃないでしょうか?
定格1.325VのCPUに1.75Vを超える電圧をかけることなんてないでしょうし。

ちなみに、後述の消費電力測定時の電圧下げにはK10Statを使っています。
よしなに。

・消費電力測定

 アイドル時
 BOINC実行時(全コア100%使用)
 Prime95実行時
のマシン全体の消費電力をワットチェッカーで計ります。
カッコ内の電圧等はCPU-Z読みのもの。
特記がないものに関してはクロックは定格。

1、PhenomII X6 1090Tの場合
1-1、設定:デフォルト
 アイドル時 44W  (800MHz、1.184V)
 BOINC時 154W (1.28V)
 Prime95   180W (1.28V)

1-2、Vcore:1.1375V、NB:1.025V(K10Statにて設定) CnQ、CPB:off
   ※この電圧はPrime95を回しても異常なさそうな下限電圧
 アイドル時 41W  (1.136V)
 BOINC時 117W (1.136V)
 Prime95   136W (1.136V)

以下はおまけ的な意味合いで
1-3-1、1-2の状態からメモリ電圧1.5Vに設定
 アイドル時 41W
 BOINC時 117W
 Prime95  134W

1-3-2、1-3-1の状態からHTx5(1000MHz)に設定
 アイドル時 39W
 BOINC時 113W
 Prime95   131W


2、AthlonII X2 235eの場合
2-1、設定:デフォルト
 アイドル時 26W (800MHz、0.984V)
 BOINC時 65W (1.312V)
 Prime95   72W (1.312V)

2-2、Vcore:1.0875V、NB:1.025V(K10Statにて設定) CnQ:off
   ※この電圧はPrime95を回しても異常なさそうな下限電圧
 アイドル時 28W (1.072V)
 BOINC時 52W (1.072V)
 Prime95   58W (1.072V)

以下はおまけ的な意味合いで
2-3-1、2-2の状態からメモリ電圧1.5Vに設定
 アイドル時 28W
 BOINC時 52W
 Prime95   57W

2-3-2、2-3-1の状態からHTx5(1000MHz)に設定
 アイドル時 27W
 BOINC時 48W
 Prime95   55W



・簡単にまとめ
 
まずですが、電圧下げ時の電圧の設定値の事なのですが、PhenomII X6 1090Tの場合を例にしますと、

前回のGIGABYTE GA-880GM-USB3の場合は1.125V(BIOSにて)
今回の785GM-E65の場合は1.1375V(K10Statにて)
と、値が異なっています。
これはCPU-Zを起動した時に1.136Vとなるように設定したため。
同じ条件というのならば設定値ではなく、CPU-Zの値をそろえたほうがいいのかなぁ?くらいの理由です。
AthlonII X2 235eの場合も同じ。

んで、このマザーの簡単なまとめですが
負荷時に関してはFoxconnのA88GMとほぼ同じ、という事はGA-880GM-USB3よりは低め。
ですがアイドル時は先の2つよりも大幅に低めとなっています。そのあたりはさすがMSI、といったところ・・・なのかな?まあ、チップセットがAMD785GとAMD880Gという違いはありますが。

チップセット自体は一世代前ですが、6コアも正式にサポートしてますし、物自体は良いマザーだと思います。
ただ新品で買うとなると現状8,000円台・・・それだったらAMD880マザーのほうがいいでしょう?という値段ではありますが。





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最終更新日  2010.12.20 21:05:03
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