nana1451@たぶん日記

　さて、skylake、Core i7 6700Kを買ってきました。

なんだこの箱？
ずいぶんとイメージが変わりましたね。
各所で言われてるとおり、CPUクーラーが付属しないため箱がスリム＆軽くなりました。

21時発売開始という、深夜販売ではなく「夜間販売」とでも言うんでしょうか？
普段22時までやってるツクモにしてみればただの通常販売ともいえますが。

21時30分頃行きましたが、特段並ぶ事もなく買えました。
いいやら悪いやら。

当然ですが、マザーボードも買う必要があり、私的には機能よりも消費電力が少ないマザーを選びたいところですが、各メーカーともまだまだラインナップが出揃っていないようで・・・選択肢が少ない。

ココ最近はMSIのマザーを良く使っていますが、前回に買ったZ87のゲーミングマザーは消費電力が高くちょっと失敗だったのでゲーミングマザーは買いたくない、かといって下位のマザーだとMSIの場合コア電圧がいじれない可能性が高い事、ということがありまして、

今回はGIGABYTEにして見ました。
Z77の時にGIGABYTEのマザー買って消費電力がやけに高くそれ以来GIGABYTEのマザーは買ってませんでしたが、

・少なくとも、このランクくらいのマザーだったらCPUのコア電圧は下げられるはず。
・んで、変に上位のマザーよりも消費電力は少ないはず。

そんな理由と、
「単に選択の余地がなかった」「昔はよくギガバイトのマザー使ってたなぁ」くらいの理由で購入。
あとは飲み会の後に行ったので、考えるのがいろいろ面倒だったという理由もあります。

なんか当初はCPUの弾数が少ないんじゃないかという心配もありましたが、ここ数日に限って言えばマザーボードの弾数のほうが心配なんじゃないか？そんなラインナップでした。

ちなみに価格は
Core i7 6700K　　46,480円
GA-Z170XP-SLI　17,900円
セット割引　　　　-2,000円
小計　　　　　　　62,380円

税込　　　　　　　67,370円

…まあ、販売をしていた店舗を回りましたが、大方の予想通り6700Kは税込で5万円くらいというのが相場のようです。  

まあ、何はともあれ適当に組み上げ



バラック状態で起動確認。

何はともあれ、

ちゃんと起動しました。一安心。
ちなみにコア電圧は0.6V～1.8Vで設定可能、または-0.3V～+0.4Vの間で設定可能でした。
これまた一安心。

さて、とりあえずは既存のマシンとの比較でもしましょうかとも思うのですが、まあ、時間も時間なので非常に簡単な事柄のみ。

比較対象
1　Ivy機　
　CPU:Core i7 3770 3.4GHz
　マザー：MSI Z77A-GD55
  メモリ：DDR3 1333 4GB×2

2　Haswell機　
　CPU：Core i7 4790K　4.0GHz
　マザー：GIGABYTE　GA-H97-HD3
　メモリ：DDR3 1333 4GB×2

3　Skylake機　
　CPU：Core i7 6700K　4.0GHz
　マザー：GIGABYTE　GA-Z170XP-SLI
　メモリ：DDR4 2400　8GB×2

まあ、主には性能や消費電力の比較になりますが、各々マザーが異なるため純粋な比較にはなりません。ので、参考程度かな？
ちなみにその他の主なパーツは共通で
　SSD:Intel X25-M 80GB
　電源：玄人志向　500Wプラチナ電源
　OS:Windows7 Pro 64bitとなります。


その1　設定　すべて定格

消費電力　
　　　　　　　　　　　　アイドル時　　　Prime95実行
　　　Ivy（3770）　　　 20W　　　　　　73W（1.008V）
Haswell（4790K）　　　　19W　　　　　134W（1.128V）
Skylake（6700K）　　　　18W　　　　　104W（1.224V）

アイドル時はどれもコレも大体同じくらい。
今回買ったGIGABYTEマザーですが、アイドル時の消費電力を見る限りそんなに無駄な電力を消費して無さそうな感じです。これまた一安心。
負荷としてPrimeを実施。Ivy（3770）が低いのはまあ、クロックが低いせいでしょうね。
Haswell（4790K）とSkylake（6700K）でだいぶ差がつきましたね。

Cinebench R15のスコア
　　　　　　　　　　OpenGL　　CPU　　CPUSingle
　　　Ivy（3770）　19.66fps　　617cb　124cb
Haswell（4790K）　 32.73fps　　839cb　175cb
Skylake（6700K）　 50.19fps　　883cb　175cb

とまあ、計測をして見ましたが、クロックがバラバラじゃあんまよく分からないなぁ、
ということで

その2　クロック3.6GHz　Turboboost:off

クロックを3.6GHzに固定し比較してみました。
電圧はAutoです。

消費電力
　　　　　　　　　　　　アイドル時　　　Prime95実行
　　　Ivy（3770）　　　 44W　　　　　　103W（1.14V）
Haswell（4790K）　　　　43W　　　　　　86W（0.912V）
Skylake（6700K）　　　　19W　　　　　　80W（1.128V）　

Ivy(3770)にとってはオーバークロック、Haswell(4790K)とSkylake(6700K)にとってはダウンクロックとなるわけですが、電圧がAutoのためかIvy(3770)は電圧モリモリ状態になって消費電力が跳ね上がりました。
Skylake（6700K）のアイドル時が19Wと低いのは、C1EやEISTなどアイドル時にクロック＆電圧を下げる設定も無効にしたつもりだったのですが、なぜかクロック＆電圧が下がってしまうと、そんな理由です。
負荷時については同クロックのHaswell（4790K)よりも6Wほど消費電力が低いという結果に。

Cinebench R15のスコア（クロック3.6GHz固定）

　　　　　　　　　　OpenGL　　CPU　　CPUSingle
　　　Ivy（3770）　19.81fps　　649cb　　131cb
Haswell（4790K）　 33.85fps　　718cb　　141cb
Skylake（6700K）　 52.59fps　　795cb　　157cb

というわけで、Skylake(6700K)＞Haswell(4790K)＞Ivy(3770)となるようです。
単にCPUの性能で比べるとSkylake(6700K)はIvy(3770)の2割増、といったところでしょうか。

んで、後は電圧の設定などを詰めて、Skylakeがワットパフォーマンス最強のIvyに勝てるかどうかを調べたいと思いますが･･･とりあえず今回はココまで。