2011/06/25(土)20:01
スティーヴン・キング「ファイアスターター」読みました♪
↑楽天ブックスでは見当たらないので、表紙だけ載せておきます…↑
【ファイアスターター(上)(下)】スティーヴン・キング
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
12年前、苦学生だったアンディとヴィッキーは、200ドルのために大学の心理学教室で薬物の投与実験をうけた。娘チャーリーは、人や物を自然燃焼させる力=念力放火(パイロキネシス)の能力をもって生れてきた。実験は、実はCIAの下部組織≪店≫によるもので、超能力の開発を目的としていた。被験者たちを極秘に管理し、実験の結果を隠蔽しようとする≪店≫は、工作員を使って親子を執拗に追い回す。
偶然にも…ふらりと立ち寄った古本屋さんで見つけたのですよ。
まさか絶版になっているこの作品(しかも美本)が、それぞれ100円で買えるなんて~
宮部みゆきさんの「クロスファイア」や、恩田陸さんの「劫尽童女」に影響を与えた作品。
キングファンの中では、言わずと知れた名作中の名作なのですが、やっとGETできました。
面白かった~~!!
今までキング作品のマイベストは「シャイニング」だったのですが、それを上回る面白さ
ま~ホラーとSFというジャンルの違いはありますが、、、とにかく夢中になりました。
これほどまでに時間を忘れて読書に耽ったのは、久しぶりの事です!
こっちもめっちゃ怖面白いです。
≪オススメPoint≫ SF 超能力を持つ父娘 戦闘シーンが圧巻!
この不気味~な表紙がまた良いじゃないですか(笑)
いえ、全然怖くないんですよ。むしろ親子の感動物語と言っても過言ではないかも。
人の感情を「押し」て、自分の思いのままに操る事ができる父親・アンディと、
人や物を発火させる、念力放火(パイロキネシス)の能力を持つ娘・チャーリー。
好きで超能力を身に付けた訳ではなく、組織側から執拗に命を狙われるのが理不尽で…
簡単に人を殺せるような力を持ちながら、なぜその力を使ってはいけないのか、
十分には理解できないほどに幼く、それでも賢さと美しさの片鱗を覗かせるチャーリー。
父と娘の、お互いを想う気持ちに胸がいっぱいになりました~
哀しい物語ですが、一抹の希望が見えるラストにホッと安堵しました。。。
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