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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:音楽・本・TV・映画
ホテル ビーナス スペシャルコレクション DVDレンタルしてきて、見たのは返却期限の前日。 実は途中、睡魔に襲われて寝る寸前・・・。 なので、話の筋が一部曖昧な部分がある・・・。 最後まで見て、「あ、もう一度見なおしたいな」と思ったけど そんな時間もないまま返却しちゃって、もったいなー。 公開は2004年3月。 セリフは全編韓国語、どこでもない街、(ロケ地はウラジオストックだそう) ブルーのモノクロ映像、ラブサイケデリコの音楽、 独特の世界観が流れています。 草なぎくんは、私が知るかぎりでは今までの中でいちばんカッコいい役。 (すべてのドラマや映画を見たわけではないけど) タップもかっこいいし、上半身ハダカになった姿に驚き。 引き締まったカラダに思わず目が ←・・・・・・(・_・。) ビーナスの市村正親をはじめ、ほかの役者さんも素晴らしいです。 特に、存在感と演技が光っていたのが、サイ役の女の子。 ずっと感情を閉ざしているのだけれど 最後のほうで、ガイが警察に連れられていくときの涙、 それからチョナンに向ける笑顔には、グッときます。 彼女はなんていう子なんだろうと思ってたら 韓国の子役さんなのね。 (キャストの半分は韓国人。 最後のクレジットを見るまで気づかなかった私・・・) 生きているといろんなことがある。 誰もがいろんなことを抱えている。 でも、それでも生きていく。 そういうメッセージが込められている映画だと思います。 心に残るセリフがいくつもあったので、ピックアップしてみました。 人は、自分の傷には敏感で 他人の傷にはてんで鈍くて 「あの子の目、 アンタもああいう目をしてたよ。」 「どういう事?」 「誰も近寄ってこないでくれ、 だけど誰もいなくならないでくれ、 そんな目だ。 心に鍵はかかっていない。 でも、扉の開け方が判らなくなってる」 手に入れたいと思うのが恋とか、 失いたくないと思うのが愛とか、 そんな簡単なことじゃない。 誰の人生だって、どんなささやかな人生だって、 よそ様に見せたくない背中がある。 挫折とか後悔とか、言い様はそれぞれだけど、 それでもみんな気張って生きてる。 気張って世間に胸を張るんだ。 けどそうやって胸を張れば、そいつの背中はまた悲鳴を上げる。 もがけばもがくほど、そんな背中がますます重くなって、 諦めて地面に突っ伏したくなる。 重い背中をしょって生きるのは辛い。 ただ不思議なもんさ。 そんな背中に限って、必ず翼が生えてくる。 背中が重たい奴ほど、きっといつかは高く飛べるんだ・・・ 生きてても死んでてもいいって? 死んじまえチョナン。 迷ったね。 迷うっていうのは、 生きたいってことさ。 ホントに死にたきゃ、 迷う前に死んでる。 だとしたら、 生きるって決めちまった方が楽だ。 自分は生きるんだって。 生きてれば 色んな事がある? ちょっと違う。 色んなコトがあるから、 僕らは生きてるんだ。 ホテルビーナス 公式サイト ホテル ビーナス/サウンドトラック ビーナスブレンド ( 著者: 麻生哲朗 | 出版社: 角川書店 ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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