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結婚26年アメリカ人夫婦の会話&晩ご飯日記

結婚26年アメリカ人夫婦の会話&晩ご飯日記

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2021.09.21
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カテゴリ:晩ご飯
​​​​​​今日も賃貸物件を探す。

成るように成る。やれることはしているのだから「結果」は天に委ねる。

アイダホの短大卒業後、私は手当り次第にワシントン州、オレゴン州、ニューオリンズの日本食レストランに寿司職人見習い/ウエイトレス/キッチンヘルパーの職探しを求めて履歴書を送った。アメリカの飲食店で働いた経験がない女に返事は1通もこなかった。大学のカフェテリアで気落ちする私にヒロが「Hey Nana, what's up?」と声をかけてきた。私はヒロに事情を説明した。

「あのな、なな、 押して押して押しても扉が開かないことがある。 そういう時は、今度は逆に引くんだ。 ななはやれることはやった。 だから後は何もしないで、ただ待っていればいい。 ななができることはした、何も心配すんな、後は天に任せろ。おっ、もうすぐ9時だ。俺、授業に行くから、またな。 なな、押してだめなら、引くんだぞ。わかったな? じゃ、なな、See you later.

ヒロは政治学専攻の日本人留学生。専攻が同じだったのでQちゃんとは同級生だった。ヒロは留学目的がしっかりした留学生だった記憶がある。「押して駄目なら、後は引け」を私は結果が出なくて見失いそうになると「ヒロの助言」を思い浮かべる。

Qちゃんに「ヒロの助言」を話して聞かせた。 クール「そうだな、『right pass』なら道は開く。だから物件探しも同じだ。やれるだけやって、後は結果を待とう。」

今日は朝早く賃貸物件の外観とエリアをみてきた。住宅街で良い環境だ。私達には数件の賃貸物件候補が既に挙がっている。私もQちゃんも「これだ! この家だ! この家に住む!」というインスピレーションが走る家にまだ出会っていない。「もうひと踏ん張り、別の家を探してみよう。」という気持ちがある。

Qちゃんにカッパを入れる。



好きなんだ。「Jersey 牛乳」。モ〜、モ〜、と牛の声が聞こえてきそう。

朝ご飯を作る。



冷蔵庫の残りもので朝ご飯。チーズオムレツとフライドチキンとカッパ。クールぺろりコーヒー

Qちゃんの携帯が鳴った。「House Hunter」からだ。Qちゃんがラインで話をしている。Qちゃんがパソコンで賃貸物件の画像と地図をみている。そして私にいった。

クール「グレイシーが物件情報を送ってくれた。 僕達が望む条件の家だ。 平屋、芝生がある、 ドッグフレンドリー、 家具付き。 ひとつだけ問題がある。 この家は海沿いのゲートコミュニティーだから安全性が高い。その分僕達が求める家賃よりもかなり高い。 どうする? 見学してみるか?」

いつもの私なら「この賃貸物件の家賃」は視野に入れない。興味のない物件を見学するのは、私の時間と体力の無駄使い「No」と即答するが、今日は不思議とスマイル「高価な賃貸物件を1度見学してみよう。 何時までに出掛ける準備をすればいい?」と私は答えていた。

ゲート前で経営者のカルロスと待ち合わせ、カルロスの案内で賃貸物件の外観、内観、コミニティープール施設、プライベート海岸エリアを見学した。これだけ環境が整っていれば家賃は高くなるはずだ。私は見学をしながら「賃貸物件の契約条件」に納得されていた。

賃貸物件のリビングのチェアーに座り、私達夫婦はカルロスと「この物件」について話をした。カルロスの持て成し、配慮、説明、借主の要望の受け入れ姿勢、このコミニティーに住む40名ほどの入居者達の話、全てにおいて「優秀賞」だった。偽りではない、家主としての「誇りと自信」と「​入居者への誠実さ​」が、滲み出ている。

😀「今日は見学にきてくれてありがとう。気に入ったら、連絡して下さい。では、さようなら。」

カルロスは忙しい。物件見学中も彼の携帯電話が何度も鳴っていた。物件見学終了後、私達が車に座って、物件見学の感想を話している間も、カルロスは彼の車の運転席に座り携帯電話で仕事をしていた。

クール「ななちゃん、 この家をどう思う? 僕は気に入った。 この家をみてしまったら、他の物件はもう目に入らないな。」

スマイル「不思議とね、 『人生の最期の贅沢、海辺のみえる高額な家に住んでみてもいいかもな。』と思う私がいる。」

クール「ななちゃん、 この家に住んでみようか?」

スマイル「可能性は高い。明日改めて、カルロスに賃貸契約の手続きを交わすことにしようか?」

クール「今日この物件について『House Hunter』が僕にアドバイスしたんだ。 『この物件は競争率が高いから、インスピレーションがあれば、即座に契約するように』とね。ななちゃん、どうする? 契約するなら、明日まで待たないで、今日カルロスに伝えよう。彼は車で仕事をしているから、電話を終えたら、僕がカルロスに賃貸契約をお願いしてくるよ。」

カルロスが電話を終えた。カルロスの車に近づいて、 クールカルロス、 僕達はこの家に決めた。 この家を借りたい。 賃貸契約の手続きを今日交わしたい。 カルロス、時間があるかい?

私達はカルロスと賃貸契約を交わした。😀「明日からでも入居していいです。 今から僕が電力会社に入居連絡を入れておきますから。」とカルロスは私達にいうと「入口ゲートのリモートキー」と「家の鍵」をQちゃんに手渡した。

ホテルの部屋に戻ってきた。Qちゃんと私とスモーキーは今夜は何もしないでリラックスすることにした。



「ハウスハンター祝い」にQちゃんがアイスクリームを買ってきてくれた。クールぺろり赤ハート

ごちそうさまでした。

おやすみなさい。

今日の「過去の良かったブログ」はこちら。十年前から私は死ぬ覚悟ができている。下線をクリックして「夢 - 私は死ぬんだな。」を読んで下さい。​​​​​​





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最終更新日  2021.09.21 00:00:20
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