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2006.02.28
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カテゴリ:回想小説
私は母と顔を見合わせた。
「お父さん、浩二と話がしたいみたいね」
「俺が二階に行けばいいのか?」と浩二は落ち着いた様子で言った。
「行くの?」
「うん、来いと言ってるから」
と言って浩二は立ち上がった。

私は浩二を、2階の父の書斎に連れて行った。
父は私を見ると「お前は下に降りていなさい」と言った。

私は浩二を残して階下に下りていき、リビングの椅子に再び座った。
家のリビングの椅子は、いつも眠気を誘う。
睡眠薬が塗りこんであるのだろうか、と思うことがあるほど
その椅子に座ると私はたびたび眠りに吸い込まれていく。
その日は、3日間の疲れもあったのだろう
私はいつの間にか、眠っていた。

どれくらい眠ったのだろうか。
起きると、浩二が横に座ってテレビを見ていた。
「父との話はもう終わったの?」
「うん、終わったよ、それより腹減ったな~」
と、浩二は平然と答えた。
父は2階から降りてこない。

母は、簡単な食事を用意してくれた。
すると、浩二は嬉しそうな顔をして
「食べていいんですか、じゃ、いただきま~す」と言うがはやいか
すごい勢いで食べ始めた。
ごはんの3杯目をお代わりするとき
「いそうろう、3杯目はそっと出し」と言っておどけながら
お茶碗を母に渡した。

4杯目になると「4杯目は下から出し」と言って
テーブルの下から出した。
母が可笑しそうに笑うと
「5杯目は後ろから出し、6杯目はぐるりと回って出し」と
ますますおどけながら言った。

父とどんな話をしたかわからないけれど
浩二は呆れた能天気ね、と私は首を振った。





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Last updated  2009.09.25 14:54:22
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