数日前、彼女の小学4年の時の担任の先生から
電話がありました。
内容は、彼女が4年の時の“家出未遂事件”についての
問い合わせでした。
もう違う学校に行かれている先生でしたが、
子供家庭センターから、当時の事で記憶していることを
報告してほしいと要請があったそうです。
先生は、どうして今頃そんな前の事を詳しく聞かれるか
よくご存じではないようでしたが、
私はピンときました。
センターの方で、あれから彼女の虐待についての情報を集めるために、
小学1年生の担任や学校関係者に遡って連絡を取り、
記録を作りはじめているのでしょう。
私は、これで少しづつでも公的機関が彼女のために
動き始めたのがわかりました。
今後情報がまわり、学校や地域などの大人たちが、
彼女のことを意識して見てもらえるようになれば、
何かあったときの対応がかわるかもしれないと思うと、
あの時通報したことが無駄ではなかったかもしれないと
思えてきました。
少なくとも、今彼女が通っている学校では、
事の成り行きが報告され、先生方も認識が変わっていると思います。
新学期から、いざというときは、彼女を守ろうと動いて下さるところが
増えてくれれば、それだけ不安も少なくなります。
私にとっては、わずかでも彼女のまわりがいい方向に進展していくことを
願うばかりです。
長いお話になりましたが、これで彼女の話は終わらせていただきたいと
思います。
おつきあいして下さった皆様、本当にありがとうございました。
今後大きな事件が起こらず、彼女が元気に毎日を過ごしてくれることを
共に心から祈って下されば幸いです。
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