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ななこのくつろぎカフェ

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化学療法【CEF】6回目 2005.4.8

【化学療法CEF 6回目(最終回)延期!】

本来であれば今回が抗がん剤CEFの最終回(第6回目)の予定でしたが
よりによって最後の最後で風邪をひいてしまい、来月初めに延期になってしまいました。
ガーン、ガーン!今までずっと順調だったのでちょっとショック。

おとといの夜あたりから鼻水が止まらなくなり、喉もなんとなく痛くなってきたのが発端。
でも私は花粉症持ちでもあるので、てっきり花粉症がひどくなってきたのかと思っていたのです。
ところが昨日の朝起きたら、どうやら花粉症ではなくて風邪であることが判明。
でも今日は予定通り病院へ行き、いつものとおり血液検査。主治医の診察を待ちました。

今日も同病の患者さんと待合室で一緒になりましたが、 毎回一度たりとも同じ患者さんと当たったことはなく、その都度違う顔ぶれ。
この病気の患者さんの多さを物語っているような気がしました。
さて血液検査の結果が出たらしく、診察室へ呼ばれました。
風邪をひいてしまったことを伝えると、主治医が「あ~ほんとだ、白血球の数値に表れてる。
このところずっと3000代だったよね、それが5800まで上がってる。
風邪じゃなければこの数値はとってもいい数値なんだけど、
風邪だからこれは炎症反応が出てるから良くない傾向だわ。」と言われ、
その場で化学療法の中止を言い渡されました。

次回は4月6日に骨シンチの検査を予約してあるのですが、
先生に
「その日の午前中に化学療法をやって、
そのあと骨シンチの検査をやると、丸1日かかっちゃうけど時間は有効に使えるわよ。」
と勧められたものの、抗がん剤を打った初日は、
しばらくすると一気に具合が悪くなってくるのでそれは断って、別の日にしてもらいました。

主治医から提案された日は、2日間ありましたが、片方は私の誕生日だったので、
誕生日じゃないほうの日にちでお願いしました。
だって誕生日当日に抗がん剤を打って寝込んでしまうなんて、
いくら治療のためとはいえ、かわいそうすぎる!(笑) というわけで、
次回の抗がん剤は4月8日に打つことになりました。
この日に点滴しても、どっちみち誕生日にも副作用が引っかかってしまいますが、
それ以上ずらしようがないのでこれは諦めました。

今日は他にリュープリンの注射を打って修了。今回は結構痛かったです。
病院からの帰り道はいつもバスを使っていますが、
ちょうど行ったばかりで次のバスが来るまでに20分も時間があったので、
天気もいいし駅まで歩くことにしました。

バスでも10分以上かかる距離なので、徒歩だとかなりかかるんだな、これが。
でもほとんど直線コースなので、ひたすらてくてくてくてく歩き、
バスに乗るよりも早く駅に着くことができました。

上野公園はもうすぐ桜が満開になりそうな気配でした。
来週また通院のときに通るから、そのときにきれいな桜が見られるといいな♪


(【もしかして負け犬?な私の日常/2005.3.30より】


【化学療法CEF 6回目】

昨日はCEF最終回の点滴のため、通院日でした。
採血の結果、バナナ効果は確かにあったもようです(笑)

「ななこのくつろぎカフェ」にもチラッと書きましたが
これまでは白血球の数が3000台、多いときでも6000台でしたが、
今回は7200までアップしました。

炎症反応も消えていたので、風邪による数値の上昇ではありません。
CEFの治療中、白血球が最低値の3200のときに、副作用の嘔吐が3回あったので、
今回は白血球の数値もいいから大丈夫かと思っていたのですが、
夜中に1度だけ吐いてしまいました。

というわけで白血球の数値と嘔吐が起きるかどうかは、何の関係もないことが証明されました(>_<)
今回は点滴を受ける前に、外来の診察で主治医から今後の治療方向をお話してもらいました。
CEFだけで終わりにする人もいるけれど、今のうちにガッチリたたく治療をしておきましょう、とのこと。

病理の結果を織り交ぜての説明となりましたが、

私の場合

●リンパ節転移が 3/20 だったことと、
●年齢が35歳以下であること、そしてこれは昨日初めて知ったのですが、
●手術の結果リンパ管と血管の中にもガン細胞が見られた…ので、

この3点がハイリスク群に入るのだそうです。
1つだけならまだしも、3つも要素があるのかと愕然としてしまいました。
最初の2点は了承済みでした最後の1点はちょっとびっくり。

それで今後の治療としては、タキソールかタキソテールのどちらかを選択。
【タキソール】は、1回につき3時間の点滴、期間はWeeklyで計12回、3ヶ月。
脱毛あり、白血球もやや下がる、吐き気は少なく、他の副作用としてはアレルギー反応が起きる人がいるとのこと。

次に【タキソテール】は、1回につき2時間半の点滴。
期間は3週ごとに計4回。
脱毛あり、白血球は今までのCEFやタキソールと比べると著しく下がる(人が多いそう)なので、注意が必要。
またむくみの起きる人が多いので、それを予防するための薬(ステロイド)の内服が必要との事。

吐き気はほとんどの人に出ないがまれに起こる人もいるそう。
タキソールもタキソテールも効果はさほど大差ないけれど、
何が違うかって、タキソテールは身体が強い人でないと打てないそうなのです。

タキソールはタキソテールが打てない人に勧めているとのこと。
その「身体が強い」と「弱い」の境界線が何なのかよくわからないのですが、
主治医からは最初からタキソテールを勧めれていたのと毎週ではなく、
3週に1回の点滴のほうが助かるので、私はタキソテールでいくことにしました。

むくみの予防のため、タキソテール投与の前日・当日・翌日の3日間は
朝・夕 8錠ずつステロイドを飲むように言われました
「1回にステロイド8錠ですか?」と聞き返したら
「小粒だから心配しなくても大丈夫よ」と言われたけど
(とにかくがんの治療に関わる薬って、どれもこれも強力なものばかりなのねぇ)
と改めて思いました。


(【もしかして負け犬?な私の日常/2005.4.9より】



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