給付金請求にあたり（１）

入院日が決まりバタバタしている中
明○安○生命の営業担当者に連絡を入れました。

相手が若いお兄ちゃん（おそらく２０代半ば）だったので仕方がないのかもしれないけど
「病名は？」と聞かれて「乳がんです」と答えたら
一瞬絶句されてしまいました。

（私だって言いたくなかったよーーー！）

でも言わないと話が先に進まないので
給付金請求に必要な書類を送ってもらえるよう伝えました。

私の契約内容は

・入院特約（入院１日目より保障）
・手術保障（病気や災害で手術を受けたとき、手術の種類に応じて。）
・女性特定疾病で継続５日以上入院のとき、上記に加えてプラスアルファー

さらに

・特定疾病保障定期特約

というのをつけていたので
その分をまとめて請求するための書類を送ってもらえるように
頼んだのです。

「特定疾病」というのは所定のがん・急性心筋梗塞・脳卒中と
診断されたときに受け取れる保険金のことです。

私も自分が病気になってみて
初めて保険関係の書類を隅から隅まで読んだのですが
もしこれから新規で保険の契約をされる方や
保険の見直しを考えられている方は
契約の際に保険会社から発行される「保険約款」や「保険設計書」で
自分が契約しようとしている保険や特約の種類を
じっくり読んでからご契約されることをおすすめします。

全部を読むのは無理だとしても
少なくとも自分が入ろうとしている保険には
どんな特約がついているのか
万一のときにはどんな保障がされるのか
あのものすごく小さな字を読まなかったばっかりに
あとから泣きを見ては大変なので…
今となっては本当にそう思います。

例えば、私がつけていた「特定疾病特約」は
ガンや心筋梗塞、脳卒中になった人だったら
誰でもすぐに保険金がおりるのかと思われそうですが
実際はそうではありません。

例えばガンの場合

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上皮内がん、皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がんは
お支払いの対象とはなりません。
また、責任開始日から９０日の間に罹患した乳房の悪性新生物（乳がん）
については、医師による診断確定の時期にかかわらず、
お支払いの対象とはなりません。
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という規定があります。

また心筋梗塞や脳卒中に至っては
この特約をつけておいたとしてもよほどの重度の障害が残ったり
６０日以上、労働の制限を必要とする状態が継続したと
医師によって診断されたときでなければ
保険金が受け取れません。