闘病日記
鬱々している私は、精神科の門を叩きました。とはいっても、予約制の病院に『予約を入れた』だけでも少し気分がましになっていたので、自分でも今更感はあるのですが、闘病日記(笑)として、もし心の病のある方の参考にしていただけたらと思い、綴っておこうと思います。私の場合は ・コンロの火を消したかどうか ・玄関や窓の鍵を閉めたかどうか ・泥棒が入って何か盗られてないかというコトがとても気になって気になって、鍵を閉めたか確かめに行くほどです。会社に着いても「もしや火事にでも?!」と不安になるのです。いわゆる 強迫性障害というヤツです。ただ、何十回も確認したりはしないので、鍵をかけたかどうか忘れてる→記憶力の低下か?と思っていたのですが、よくよく調べてみるとあまり普通の行動でないことに気が付きました。(ネットって便利ですね)ストレスの要因は様々ですが私の場合、会社都合で仕事を辞める羽目になったこと、転職したこと、突然の妊娠→結婚になったこと、出産・育児をしてること、社会復帰をしたこと・・・がこの3年で一気に起こった事で。その時その時は乗りきってる事なので、あまり気にも止めず、病院でも「思い当たる節はありませんか?」との問いに「仕事を始めたからかも・・」なんて言いましたが、よく考えたら変化が多すぎてそりゃダウンしてもしゃーないか、と思える環境であります。そして、ここ重要。精神科医師=カウンセラーではありません。いえ、もちろんお話は聞いてくれます。わざわざ女性の先生を選びました。が、精神科医師なので「坑うつ剤や漢方薬で気持ちを楽にするという方法もありますよ。どうしますか」と治療を勧めてくれます。心療内科にかかったことのある友人が「病院行っても、自分で何とかしなきゃ!という気になるよ。でも、気分転換に行っといで」と言ってくれた理由がよく分かりました。深く悩みを、話を聞いてほしい!!という人はカウンセラーの方をお勧めします。カウンセリングの基本は「話を聞くだけ」だそうですが。当然、反論もせず、意見も言わず、ただただ「話を聞く」のだそうです。話をする事で気が収まる事は多いですからね。医師の場合は、例えば「鼻水が出て、喉が痛いんです」に対し、薬を処方してくれるのと同じで、今の自分の症状?を伝えて、治療方法や今後の生活についてアドバイスをくれます。私は心の闇部分は言わなかった(言えなかった)のですが、ちょうど看護学校の研修生がいて、先生の後ろで首が千切れるのでは?!くらい「うんうんうん!」と相槌を打ってくれていたので、それがちょっと可笑しくて(笑)結局、体への影響も考え『急激に太ったのもストレスになっているので、漢方薬で治療はできないか』と希望して、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)を処方してもらいました。28日×3包で1,320円だった・・・保険が効くっていいなぁ。あ、ちなみに病院は初診で1,010円でした。というわけで『病は気から』ですが『病院に行った。薬を飲んでる』というだけで、意外と心は晴れます。でも、本当は『他人には言えない』から悩んでストレスたまるんですよね。病院に行ったりできるだけマシなのかな?と思わなくはないですが、このストレス社会、意外と病院の敷居は低く、次の予約は2月にしか取れないほど繁盛(笑)しているので、軽い気持ちで受診してみるのも重要かと思います。