2004/09/13(月)17:22
山南敬介
9月12日(日)
このところ「新選組!」が楽しみで、急いで風呂から出てNHKにあわせる。
きょうは、見回り組との確執や薩長同盟が話の中心だった。それはそれ緊迫感のあるドラマ展開だったが、先々週の山南の自害の回にはとても及ばない。あれは、今になっても心に残る。堺雅人という俳優は初めてみたのだが、小劇場好きには有名だったらしい。東京新聞はその人気の様を特集をしていた。
最初は軟弱な正体の知れない男だなと思っただけだが、回を追うごとに存在感を増していた。
最後の明里との別れは本当に秀逸だった。
で、彼のことをもっと知りたくて子母沢寛の「新選組始末記」を買ってしまった。だが、期待したほどのことは書いてない。あれは完全に三谷幸喜のシナリオの勝利だろう。
回想でもいいからもう一度山南敬介を見たいと思う。
ぼくにはヨンさまより山南さまである。