中国吉林省
敦化・蛟河
に行ってきました!
題して、
~なんはいず現実逃避の旅~
敦化
dun hua
敦化駅
吉林省朝鮮族自治州に属す小さな町。
人口の半数が朝鮮族。
牡丹江上流に位置します。
2004年、旧日本軍化学兵器による毒ガス事件で話題になった町でもあります。
東北地区最大の寺院・正覚寺。
尼さんのお寺としては世界最大なんだそうです。
まるで故宮のような造り。
正覚寺の尼僧さんたち
豪華絢爛たる観音殿!
ま、まぶしい観音様…!
近くにはダムがあります。
遠くの村から煙が立っていて、
何とものどかな雰囲気漂っていました^^
いつも街で騒がしくやってるのが嘘みたい…
そんな気持ちになる場所でした。
繁華街に行くとこんなファーストフード店がッ。
KFC…じゃないッ!
肯徳基(KFCの中国語)…じゃないッ!
記念にオレンジジュース(1杯3.5元)飲んで帰りました。
8世紀に栄えた渤海国。
渤海は高句麗滅亡後、その遺民が建国。
渤海国の早期都城跡が敦化にあります。
とは云っても、碑が建ってるだけなんです。
現在の城跡周辺。
古い町並みがずっと続いています。
仏教が盛んで、
高句麗文化と唐文化の融合から独自の文化を生み出し、
日本とも友好関係だった渤海国。
その都も、今は跡形もなく、
ただ碑が建ってるだけ。
歴史って、創造と破壊の繰り返し。
そう実感させられました。
蛟河
jiao he
蛟河駅
朋友のエホアちゃんのお家に遊びに行きました♪
敦化からバスで2時間の小さな町。
三輪リキシャがたくさん走っています。
エホアちゃんの家庭は朝鮮族なので、
出てくる料理も朝鮮料理
お父さんが作ってくれたジャガイモの料理がマシソヨ~
しかも大根の千切りの和え物もすっごくマシソヨ~
ガツガツ食べてしまった。。(恥)
エホアちゃんのお家は皆仲が良くって、
つい自分の親のことを思い出しちゃいました。。
帰る家があるって、
すごく幸せなことね^^
夜はエホアちゃんが夜市に連れて行ってくれました。
学生さんが多かったです。
GWで家に帰ってきたのかな。
昔懐かし・かき氷器。
「ちびまる子ちゃん」で見たことある^^
「餅(bing3)」のお店。
小麦粉でこねた生地を鉄板の上に円盤状にしいて焼いたもの。
牛肉餡や豚肉餡があったりして、うまい!
一枚一元。
風船割りゲーム。
レトロですね^^
帰りはバス。
大都市を通過するま高速を使わなかった。
途中で見られる中国の農村の風景を見ながら、
物思いにふけっていました。
農村という場所は、
生きるっていうことがストレートに伝わってくる場所ですね。
自然環境と共存。
そんな生活、今の今までしたこと、無い。
もし今、世界の株が大暴落して、
大混乱が起こって、
文明も何も云ってられない時代が来たら、
自分は生きていけれない!
何も無い土地に辿り着いて、
ヘビ(長いもの苦手…)とかに遭遇しながら、
畑を耕すなんて無理…。
しかも、ネットどころか、電話も電気もない。
五月天のCDを再生する機械もない。
そうなったらどうしよう(´Д`;lll)!?
激しい妄想…(-_-;)
確実鬱になる。
または餓死してる。
育つのにお金かかってる割には、何もできない
。。。そんなこと考えていました(汗)
今回の旅行で、
歴史を感じて、家族愛に出会って、自分と向き合って、
少し思った。
将来どうなるかなんて、
誰も保障してくれないし、
誰も救ってくれないんだよな。
自分で立たなきゃいけないんだよな。
そう思ったら、今をすごく焦る。
でも、現実自分はすごく無力。
じゃ、何ができるかって云ったら、
自分が今できることを精一杯やることだけ。
できることからやればいい。
当たり前なことなんだけど、結構苦しいんだよな~!
何しに中国に来てるの?
そう聞かれることが多かった今回。
中国での生活が長ければ長いほど、
わからなくなる質問。
でも、学ぶことはとても多い。
学んだものは、確実に自分のものになってる。
その自信はある。
それでいいんだと思った。
まだ本科生活1年も経ってない。
まだまだ!
全然!
これからこれから!
まだまだ走ってくで♪
五月天「咸魚」がやたら胸に響いた。
我是sha3 不是蠢 我將會證明 用我一生
(僕はばか のろまじゃない 証明するよ 僕の一生でもって)
て歌詞ね。
何だか目が熱くなってしまったよ
しかも今日また五月天の夢見たの!
とにかく今は、このままでええんやな
と思えた。
それだけで、
気持ちが軽くなった^^
旅行のおかげでココロの充電できました。
旅行に行けれたことに感謝。
旅行先で出逢ったひと皆に感謝。
無事に帰ってこれたことに感謝。
ありがと~
さあ、ゆっくり眠ろうかぁ~