キラ☆キラ

時間がたっぷりある午後、
彼とのメールを読み返してみた。

普通なら、みんな削除してしまうんだろうけど
私には削除できなくて、手元に残っている私の恋愛の記録。

読み返すと笑っちゃうね（苦笑）

彼と、Ｗ不倫だと真剣に思いこんでいたころのメール。



『冷たい雨ですね。


こんな日は心も冷えてくる。

私って、ずるいのかなぁ～って。

考え始めると、答えが見つからなくておなじところグルグル回ってる。


○○さんが優しすぎるのがいけないんだ・・・と○○さんのせいに
しようと思ったけど、やっぱりできない。

○○さんには、他に守らなければいけない大切な人がいる・・・
私以上に愛している人がいる・・・
その人たちのことを思うと、いたたまれなくなる。

いっそ、私とのことは気まぐれ、
ほんの軽い遊びのつもりだから、
家庭を壊す気もないしね、と突き放してほしい。

ホンキだなんて言わないで。
形にできないものだよね。
○○さんのホントの気持ちに触れられない。
「愛してる」ということばに、酔わされてるだけなんだよね、私？

酔いから醒めて現実に戻ったとき
ひとりなんだろうな・・・

それは悲しいな、寂しいな。
酔いから醒めないように、○○さんにず～～～っと
酔わされていたい。

「好きだよ」って何度もささやいて。
酔いから醒めないように。

心地よい嘘の中で、とろけてしまいたい。

早く暖めにきてね。』

自分で自分に酔ってるね（笑）
まっただ中にいると周りも何も見えない、という見本かな。

こんな私を突き放すことなく
なだめたり、励ましたり、彼の苦労は大変だったんだろうな～

『メールは見ました・
・・僕のココさんへの気持ちは単純です、
大好きな気持ちに嘘はないです。
どうぞ考え過ぎて心を痛めないで下さい。
一人ぼっちじゃないですよ、僕がいます。
お互い夢の途中で良いじゃないですか！
明晩またお会い出来たら、笑顔見せて下さいね。』

明日逢える、そんな単純なメールが嬉しくて、
泣いたり、笑ったりの積み重ね。

恋愛って、１日で育つものじゃないんだよね。
紆余曲折、いろいろあって当たり前。
最近、ようやくそのことに気が付いた。

だから、まだまだいろいろあると思うけど、
迷ったら、もう一度自分を見つめ直すの。
彼との愛の軌跡をたどってみるの。
きっと、今日感じたように、心が穏やかになると思うんだ。