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リフォームしていた大将の実家のお墓が完成。 ぽにょさんが嬉しそうにしているのがなにより一安心。
なんてことない普通の小さなお墓なんだけど、お墓があるっていいな。 私ね、前の結婚生活が落ち着かなかったのは お墓がない、ということも大きな一因だったと思う。
よるべきところがない、というか、 自分は死んだあとどこを彷徨うんだろう、という不安。 そんな目に見えない不安が不安を呼び、いたたまれなくなったんだろうな。
前の夫の実家にはお墓がなくて、亡くなった義父の遺骨は長い間お寺に 預けっぱなしで、数年に一度しか訪ねてこない義母や兄弟。 誰が墓を建てるのか、どこに買うのかでもめる兄弟。 そういうの見て、ほとほと嫌になってたんだと思う。
通帳の預金残高が3桁というどうしようもない状況のときにも 自分の兄弟にお金がないからと正直に言えない元夫。 そんな貧乏なうちにお墓を買うから金を出せと迫る兄弟や義母。 お金を出したところで私たちの家の墓ではないから入れるわけもなく・・・
そんなこんなの憂鬱の積み重ねも離婚の一因だったんだな、と 今更ながら思うよ。 兄弟が多いと誰がその墓を見るのか、お金を出すのか、そこに入れるのは誰か などなどまとまらない話ばかり。 そのまとまらない話でさえ、末っ子の嫁の私には参加する権利無し。 いつも一方的に決まったことの押し付けだけ。 意見など発言する機会さえなかった。 いいも、嫌もない。
離婚は私のささやかな抵抗だったのかも(苦笑) リフォームがすんだ大将の実家のお墓を見ながら ふとそんなこと思う秋晴れの日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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