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カテゴリ:北海道日本ハムファイターズ
さて、今更(?)斎藤佑樹くんについてです。
指名しただけで大騒ぎでしたが、正式に契約が済むまでは何があるかわかりませんからね。 先日無事入団会見が行われましたので、やっと書こうという気になりました。 わたしはバリバリの江戸っ子ですが、4年前の夏の甲子園ではまー君を応援していました。 斎藤君が嫌だというよりは、「ハンカチ王子」フィーバーがとても嫌でした。 元来相当な天邪鬼なんで、世間が大騒ぎするものに対しては常に懐疑的な視線で見てしまう傾向があります。 で、斎藤君や早実ナインには何の恨みもないのですが、「まー君がんばれ~」と(^^;)。 ドラフトでまー君外したときも心底がっかりしたし、今でも投手としてはまー君のほうが好きかなぁ。 もちろん同じ投手でもいろいろなスタイルがあっていい(てゆーかそうじゃなきゃ困る)んですが、「捻じ伏せる!」的なピッチャーが結局はいちばん好き。 ダル君やまー君だけでなく、勝くんの無四球完封とかも、一見そう見えないけど静かに捻じ伏せてますからね。 相手に大きなダメージを与えるピッチングが好きです。 天邪鬼なわたしは、斎藤君が後輩になった後も、まともにピッチングを見ようとしませんでした。 群がるファンを想像してうんざりし、以前は時々行っていた神宮にもまったく行かなくなりました。 ええ、冷たい先輩です(苦笑)。 当時はまだ希望枠があったので、すぐにプロに入らず早稲田に入るのも、どうせ4年後にホークス(王さんが絡んできそうな雰囲気でした)行くための布石だな・・・と思うとね、素直に応援する気にはなれなかったんですよ。 一方まー君は12球団どこでも、と言っていた通り、交渉権を獲得した楽天に喜んで入団しました。 好感度ますますアップです。 そんなこんなで、斎藤佑樹という投手に対して、わたしはほとんど一片の興味を持つことなく、4年間が過ぎました。 途中、不調という噂を聞いたときも、「どこかと密約できてて、他所から指名されないようにする作戦じゃないの?」とか悪意に満ちた想像をしてました(^^;)。 ファイターズに来てほしいという気持ちも正直まったくなかったですね。 興味を持てない時点で、応援したいという気持ちは起こりようがなく・・・ 去年ファイターズがリストアップしていると知ったときも、「どうせクジで外れるんだからやめておけばいいのに・・・」と思ってました。 他に掘り出し物を探して単独指名するほうがいいよ、と。 今年に入ってからは他の選手も候補に挙がっていましたし、多数の球団が競合する可能性が高い斎藤君はやめるだろうな、と思っていたので、直前に「やっぱり斎藤君行くかも?」的な報道を見ても「ないない(笑)」とまったく信じませんでした。 ところがまさかの指名@@ いくら興味がなかったとはいえ、外れて1位でいい選手が獲れなくなるのは嫌でしたから、急にテレビの前で座り直しました(^^;)。 今回はくじ運最悪の梨田監督ではなく、藤井社長が引くと聞いていたので、運が良ければ・・・とは思いましたが、他にヤクルト、ソフトバンク、ロッテも指名しており、当選確率は4分の1。 よく引き当てたな@@と思います。 北海道の方々は現金なもので(^^;)「まー君の敵」だったはずの斎藤君の交渉権獲得に一転、大盛り上がり。 これには正直びっくりしました(笑)。 なかなか交渉の場が設けられず、少し気を揉みましたが、無事入団に至り、よかったです。 なんか自分の母校なのに全然知らなかったのですが、早稲田はなんかいろいろ面倒臭いみたいですね。 早慶戦が控えているということでドラフト後の当日会見がないのはまだわかるんですが、明治神宮野球大会が終わってからもなかなか交渉が始まらないのは不思議でした。 ファンフェスでの入団発表には間に合わないことが早々に決定。 決勝戦で斎藤君VS.榎下君の投げ合いが見られるかと期待したのですが、惜しくも九州産大は決勝に進めず、対決は成りませんでした。 榎下君も準決勝まで行ったため、ファンフェスの日が目前に迫っており、てっきり無理かと思いきや、こちらは突貫工事でなんとか間に合わせちゃいました。 ここで疑問だったのが、もし榎下君も決勝に進んでいたらどうするつもりだったんだろう?ということです。 斎藤君の契約が間に合わない理由として、明治神宮野球大会のため契約が間に合わないということが挙げられていましたが、それを言うなら榎下君も同じ状況なんですよね。 結果的に1日早く榎下君は体が空いたので、今回は微妙ではあるものの、なんとか言い訳できた感じですが、実際はなんか大人の(早稲田の?)事情があったのかも。 大石君や福井君もほぼ同じ時期まで契約がずれこんだので、やっぱり早稲田の事情なのかな? でも、斎藤君の単独会見での盛り上がりがちょっと異常だったので、結果的に榎下君はファンフェスで他のみんなと一緒でよかったのかも。 斎藤君と2人で、斎藤君しか取り上げられないという状態は最悪ですから。 やれやれ。 超人気者を獲得できて喜ぶべきなんでしょうが、この先もまだいろいろ大変なことがありそうですね。 スカパー!のパックは解約してしまっていたので、道外の人間は夜のニュースで見るしかないな・・・と諦めていたんですが、『ミヤネ屋』でかなりしっかり中継してくれました。 放送時間の関係で、残念ながら上下ユニに着替えてピッチング・・・のところまでは見られなかったのですが、全国放送であんなに時間を割いちゃって大丈夫?と逆に心配になりました(苦笑)。 道外でも注目度十分という判断だったのかもしれませんが、野球好きじゃない人は苦痛だったのではないかと(^^;)。 ユニ姿、早稲田のユニが長かったので、しばらくは違和感あるだろうな・・・と思っていたんですが、思いのほか馴染んでました@@ NHKの『スポーツ大陸』はたまたま気がついて、本放送の録画で見ました。 正直うち以外に入団だったら見なかったと思います。 ドラフト後にやはり気になり出して、久々にテレビで早慶戦を見たり、神宮大会も速報をチェックしたりしてました。 榎下君との直接対決ということになれば現地観戦も考えていたのですが、その希望は叶いませんでした。 ごく短い期間にテレビを通して彼を見た印象は「持ってる」というよりは(^^;)「できた人だなぁ・・・」ということです。 良くも悪くもあれだけ周囲に騒がれて、嫌な顔ひとつせず、いつも穏やかに応じるところはほんとにすごいと思います。 普通キレると思いますよ、四六時中監視されてるみたいな生活ですから。 ストーカー被害に遭っていた時期もあったそうで、気の毒としか言いようがありません。 彼がプロの投手としてどれだけ活躍できるかはまだ何とも言えませんが、少なくとも人間性が素晴らしいのは間違いないと思います。 肩や肘を怪我したことがないというのもいいですが、マスゴミや偏執的なファン気取りのやつらに負けなかったことを見れば、肉体的にだけではなく、精神的にもかなり強いのでしょう。 見た目通りの優男ではないと感じました。 あえて言うなら「欠点がないところが欠点」と感じていましたが、ノムさんも同じこと言ってました。 まだ若いのに、空気を読む能力が抜群過ぎるところが少しだけ心配です。 ただの取り越し苦労かもしれませんが(^^;)。 たまにはKYに自分を貫いてもいいんですよ! 北海道の過熱ぶりに内心引いてるかもなぁ・・・(^^;)とちょっと心配しつつも、今まで通り、自分のペースで頑張ってくれれば・・・と思います。 うちに入らなかったら、ずっとイメージ悪いままだったかもしれないので、応援するきっかけを作ってくれた、持ってる男・藤井社長の運に感謝(?)です。 周りの人間も騒ぎ過ぎず、温かく見守っていきたいですね(^^)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/12/16 09:46:44 PM
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