茶トラのきなこ★きなこ里親さん決定★募集終了★きなこって誰! なな猫サン、また猫増えたの!? って(^^;) ハイ、この子です。 昨日は、ずっと一言も鳴きもせず 猫部屋にこもっていたきなこですが 夜中に探検していて、ふと目が覚めた寝ぼけ眼のわたしの目に コソコソ歩き回ってるきなこが見えました(^o^) そしてそのまま、窓際のソファ下に隠れていたらしい。 知らずに、いつものように朝一でみんなを庭に出してやったとき脱走 うちの6畳くらいの小庭は、全天に網を張ってあるので 外に出る心配は一応ないのですが 昨日まで野良だったきなこ、家に入れるのが大変です。 気づいたら、「庭にきなこがいるじゃん!!」 というわけで、出勤前のオヤジと大騒ぎで追っかけ回し ホースで庭に水をまいて、ようやく戻ってきました(^^;) まだ馴れていないのに怖い思いをさせてしまいました。 そのときちょっと触ったんだけど 背中は撫でさせてくれる。 でもとてもまだ怖がって、シャー言います。 もっと触ろうとしたら、手が出ましたけど そんなに強く爪は立てませんでした。 威嚇というより、恐怖って感じ。 いまはもう、落ち着いて猫部屋の隠れられる場所で寝ています。 こころなしか、昨日より目がやさしくなったか? 猫部屋にいつもよりきついアンモニア臭がするので、どこかにやってるかも。 御飯は食べてるところを見てます。 御飯・水・トイレをきなこ用にそばに置いてやってるんだけど そういう特別扱いをうらやましがる面々【桃・新之介・草太】も 食べに行ってる疑惑大(^^;) きなこを見ていて、以前お預かりして 無事里子に行った、茶トラの「心」【仮名・みかん】を思い出します。 柄も同じ、カオもよく似てる。 だけど心のほうが、最初から馴れ馴れで抱っこもできた。 だけど心は絶叫猫だった(T_T) 【いまは鳴いてないけど】 朝に昼に夕に2ヶ月大音響で鳴いて、わたしも病気になりました。 きなこは、たまに高い声で鳴くことがあるけど ずっと鳴き詰めってことはないので、とても楽です【笑 とにかく大音響で鳴かれるの、オシッコやなんかより苦労しますからね(T_T) だけど、うちのボスの奈々が、きなこが来てから特に 朝昼晩、起きてさえいれば大音響で鳴いて あたしゃ怒ってるんだからねと怒りを表明してます(-_-) だから同じことか【笑 でも、心のときに、野良猫を家に入れることの苦労を勉強できたので そんなに苦じゃありません。 わたしも、小さい頃からずっと犬やら猫やら保護してきたんだけど この数年のように、本格的に里親さがしなんかはしておらず ただ自分の家【実家もふくめ】で数を増やしたり、 友人とかに里子斡旋しただけでしたので、大したことはありませんでした。 でも、猫ボラさんたちとお知り合いになり、 保護や預かりと里親募集ということをするようになって 野良猫を家に入れて育て、里親を捜すということの意味を知りました。 昔からしていた子猫の保護なら楽なんですよね。 もなかなんか、もうスッカリ、最初からうちで産まれたようなカオして【笑 ほかの子たちも可愛がってくれるし、奈々も怒ってない。 ★ちょっと待った! もなかなんていたっけ!? って(^^;) それについてはまた後日♪ でも、ある程度出来てしまってる大人の野良猫を保護すると まずその子が、家の中の生活に慣れること、 そして先住猫にも馴れること、 先住猫たちのほうでもその子に馴れること、 人に慣れること、 人の声や手に馴れていくこと、 その手があったかいと感じるようになること、 そういうことをしていくうちに、 里親さんのもとに行けるような家猫に仕上がっていくんですよね。 わたしは外猫の餌やり活動とか、保護&避妊去勢処置&リリースという活動は 性格的に出来ないので(^^;) もっぱら、預かりと里親募集をしています。 たまに、東大で保護した三四郎みたいな場合もあるけど。 このすべてをしているアッパレなボラさんも多く 本当に尊敬すべき方たちですが まあ、自分に出来ること【いろんな意味で】を みんなが少しでも出来ればいいかなと思います。 よく、里親になる方は先住猫との相性を考えます。 でも、保護をしている者は、そんな相性なんて言ってられない。 うちも、みんな比較的フレンドリーだから助かってるけど 実はやはり、今のうちのクルーの長女である奈々は 自分が最初の子で、次々増えたことを内心怒ってるので 新顔が来るといつも、怒りを表明するわけです。 この、「鳴き」「オシッコ」「スプレー」は 猫保護の三大苦労点ですが【爆 うちはまだ、鳴きとオシッコだけだから【だけっていっても《泣》 ゆきももこさんちなんか、全部だもんね♪ その苦労をしても1匹保護してあげれば それだけ1匹幸せにしてあげられる。 うちの猫には嫌な思いを我慢させるけど それを心で泣いて詫びながら【笑 保護ボラさんたちは、皆さん、たくさんの犬猫を保護し 里親を捜し、しつけや、心と体のケアをして 見事な飼い犬・飼い猫に育てあげて、里親さんに譲渡するわけです。 今回、このきなこはもともと、以前のわたしの日記にも良く出てきた 目黒の保護ボラさん・H賀さんが転居前に 最後の最後まで心配していた外猫で それを知っていたゆきももこさんが、そこの地域の餌やり&保護ボラさんのネン子さんにわたしのことを知らせてくださり ネン子さんが連夜の張り込みの結果、見事捕獲できた子です。 捕獲前のきなこ 保護され、一旦病院へ 野良猫にしてみれば、すべてが初めての生活。 狭い空間の中にいっぱい猫がいて【うちの場合だけど(T_T)】 怖い掃除機というものがあることとか 怖いオヤジというものがときどき「きなこー!きなこ!」と ワーワー大騒ぎしながら襲ってくることとかに馴れなきゃいけない(^^;) 箱の中の砂みたいなものの上でトイレを済ませることも覚える。 だけど、御飯やお水はいつも十分にある。 おなかが空いたら、いつでも美味しいものが食べられるし もう寒い思いもしなくていいし、毛布とか、気持ちいい。 たくさん眠って、 段々に、「きなこ」ってワタシのこと?って覚えてくる。 にんげんて、怖くない、 にんげんて、やさしい、 にんげんて、お母さん。。 そんなふうに変わってくるのかな。 数日前まで、外の、コンクリートや石の上で眠って 時には怖い人間や、車や、いろんなものに きっと脅えて逃げ回っていたきなこも 今日はうちの中にいて きっと天井や壁を見回しているのでしょう。 まだ抱っこ出来ない、元野良猫・きなこの家猫修行、 皆さんも見守ってくださいね(*^_^*) ■2008-06-11■追記 里親募集を出したばかりのもなかに、もう里親さん決定!! しかも、きなこもセットでという嬉しいお申し出です。 別れは辛いけど、 でも、絶対に詐欺に遭わないと確信できる里親譲渡は 本当に嬉しく、安心で一杯です。 しかも、まだ馴れきっていないきなこまでセットで。。 本当にありがたいです。 きなこの捕獲当時のmixi日記を、捕獲&避妊処置&リリースした 猫保護ボランティアのゆきももこさんが掘り出して来てくれました。 *********以下ゆきももこさん日記より++++++++++++++ 《2006年09月01日》 おなかの大きいみたいな子が来た!と、H賀さんから捕獲の依頼。 この子、、、H賀さんの足元にぴったりついて ニャ~ニャ~何メートルも一緒に歩いてくる子でした。 嬉しくてしっぽもピン! どこかの子猫殺しの某作家に言わせると、 猫が甘えるのは餌を得るための媚へつらいなんだそうだが、 猫は好きな人にしか甘えません。 勿論「ごはんちょーだいちょーだい、おばちゃ~ん!早く~!」と言ってるんだけど、 ごはんくれるおばちゃんが大好きなのだから甘えてるんです。 嬉しくて嬉しくてたまらないのです。 ただ、この子は抱っこはできないから万全を期して捕獲器を使用。 H賀さんを信頼しきっているので3分で捕獲器に入ってしまった。 ごめん、、、信頼を裏切って・・・。 怖い思いをさせてしまうけど、すぐに帰ってこれるから。 リリースする子はできるだけ空腹な思いをしませんように。 怖い思い、辛い思いをしませんように。 死ぬ時は少しでも楽に死ねますように。 猫の神様、お願いします。 そう祈るしかできない。 ********************** たしかに、この子だ。 1年半以上、外で何とか、H賀さんやネン子さんにお世話されて 生きてきたんですね。 そして、募集を出さないうちから里親さんの決まったラッキーな子です。 まだビクビクしてるんだけど、それは、うちの他の猫たちを怖がっていて わたしのことは、ごはんをくれる人、という認識が育ってきたようで 撫でても、びくついてはいるけどシャー言わなくなりました。 ごはんを朝晩もらうことや、トイレで用を足すことも覚えました。 わたしの目の前で、ごはんを食べたりウンをしたりも出来るようになりました。 いずれ里親さんのおうちに行って、もなかしか猫もいないわけだし きっと甘えたさんになれると思います。 よかったね、きなこ、 いままでよく頑張って生きてきてくれたね、 これから、ほんとのママがきなこにも出来るよ。 こんなふうに、リリースするしかない成猫はとても多いので 【保護場所がないため】 半年も1年も経ってから、保護できるのは本当にいいほうです。 ましてこんなに早く里親さんが見つかって、本当によかった(T_T) もなかは絶好調です♪ うちに来て、一回り大きくなったかな。 新之介や草太や、うちの子たちとも大の仲良し。 里親さんの準備が整ったら 今月末あたりに嫁入り予定。 2匹ともいっぺんに幸せになります! |