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東京なな猫通信

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2004年12月19日
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カテゴリ:なな猫お仕事騒動
きょうもなな猫、デジカメぶらさげ、
取材で写真を撮りにあちこちへ。
締切りが迫ってきたので一日で回れるだけ回ろうと、
飛鳥山の旧古河庭園、鼠小僧二郎吉のお墓のある三ノ輪の回向院、
それから駒場の日本民芸館に、団子坂の鴎外記念図書館と、竜泉の一葉記念館。ふう。
とにかく写真を撮ってきただけなので、
旧古河邸なんかゆっくり入って見たかったんですけど、我慢しました。
一つおかしな収穫としては、
三ノ輪の回向院には、夫がマニアックになってる2/26事件の
決起した将校の一人、磯部浅一のお墓もあったことかな。
あと吉田松陰のお墓もありました。


きょうの日記のテーマである一葉記念館のこと早く書こう。
ここは、入館料も安かったので、入ってみたんですけど、
たけくらべを始め、一葉の作品の未定稿や書簡なんかが
ずらっと展示してあって、
印象に残ったのは、その達筆なこと!
明治の、教養ある女性というものは、こんなに筆の立つものかと、
あらためて舌を巻きました。
巻紙につらつら筆で綴られた書簡なんか、
一幅の絵を見るようなうつくしさ。
昔の人は、ほんと、字が上手ですねえ。
なな猫なんか、いわゆる丸文字時代の人間で、
子供のころ習ったお習字の腕も、今じゃまったく鈍りきってて、
こうしてパソコン打つようになると、ますます手紙もワープロ化してしまい、
ほとんど手書きということをしなくなりました。
でも、あんなきれいな字を見ると、
こんなに書けたらいいなと思いましたね。


なな猫は一葉の作品は「たけくらべ」しか、
それも若い頃に、書き下したものでしか読んだことなくて、
原文を読むと、どうももう明治くさくて読めないので
一葉のことも、その作品もよくは知らなかったんですけど、
記念館には、一葉が暮した長屋の模型や
当時の浅草の絵巻なんかも展示してあって、
とても面白かったです。
原文でたけくらべを読んでみようかな、と思った午後でした。
ちなみに、工学部男の夫は
たけくらべといっても、ああ、そんな小説が確かあったなという感じ。
もちろん読んだこともなければ筋も知らなくて、
ただ受験の文学史的知識として、
一葉といえばたけくらべと。
普通、そんなものでしょうかね。
まあ、この方、ずっと立原道造も中原中也も、
名前すら聞いたこともないという御仁ですから・・。





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Last updated  2004年12月19日 23時34分58秒
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