+Destiny+-2-■Dream Destiny■-1-[Destiny-2-] 広い公園に鳴り響く、人の声・・・ それは鳴り響くというよりもうるさい。 誰もがそう思う。ただ一人気づかない人がいる。 それは、思い切り叫んだ張本人・・・・・ 「あ!?あれ?何だか急に静かになりました!!」 「お前が叫んだからだよ!」 ホントに天然なのか、ワザとボケているのか・・・ 紀はワザとに思えてしまって、ムカムカしながら言う。 「そ、うだったんですか・・・?」 本当に分からなかった由里は、ビックリした顔でボーっと紀を見ている。 「おい!どうした?」 「・・・・・・・」 「おい!!!」 「うわっ!!何ですか?」 何ですか?じゃねーだろ!?と思っていたが、さっきのことも分からなかったみたいだし、怒鳴らないことにした。 「お前んち、行くんじゃねーのか?」 紀がぼそりと言う。 紀は由里がそれに気づいてないと思いさっさと先に行こうとする。 ”がしっ” 何かに服が引っ張られる。 由里が紀の服を掴んでいる。 「はいっ!行きますっv」 笑顔で由里は紀に言う。 さっきのことは無かったかのように・・・。 ------------------------------------------------------- 「ココですっ!」 「あ?」 「私の家ですv」 紀は、家をポカーンと見ていた。想像とあまりにも違ったからだ。 といっても、普通の11階建てのマンション。 紀は、漫画でよくありそうな家だと思っていたらしい。 (主人公が天然ボケで、家が豪華とか。) 「入らないのですか?」 「あ・・ああ・・入る・・・」 あまりにも違いすぎたせいか、また他の想像が込み上げてくる。 (変なことじゃないです) そんな奴は放っておいて、勝手にご飯を作ろうとする由里。 紀が気づいた時にはもうほとんど出来ていた。 「あれ!?お前・・・親は?」 「居ないですよ~」 「なんでだよ・・・死んだのか?」 よくあるパターンの話を持ち出してくる。 『やべっ』っと思っていたころには、由里はもう下を向いていた。 「悪りい・・・」 と言い、顔を覗き込んでみると、 「何がですか?本当に泣いてるかと思いましたか?ダメですね~♪甘いですよっ!」 「大丈夫か?」 「大丈夫です!私は強いのですっ!慣れてますし。」 少し下を向きながら言っていた由里に紀は、手を握ってやった。 そして、そっと、キスをした・・・・・。 ----------------------------------------------------------------- こんなんで良いのかしら・・・? いや・・・私はこんな物しか書けましぇん! 許してください。 どっちかと言うと、私、絵を描くほうが得意(っていうか、スキ。)なんですよ。 ======================================= ◆お話の事◆ 大丈夫ですか?私? 最初考えてた設定と違うじゃないですか! 紀は、あんなに優しい人じゃない!由里はあんな敬語を使わない! うわ~ん(ToT) 展開早すぎ!さすが私。文章力ねーーー(>-<) って訳で、お次は2話目です。(書けないかもしれないです。) 9/27 桜井 那奈 2話目へvv |