あしたの風

2010/09/29(水)11:28

北海道の大地で考えたこと

北海道(57)

帰省をかねた北海道旅行           寝た      ふやけた      食べた      遊んだ もうその4語に尽きる日々 旅行当日に38度の発熱にも関わらず、気合いで出発 例年通り大洗からフェリーで苫小牧まで行き、そこから今年は初めて十勝川温泉へ 植物性モール泉は世界中でドイツのバーデンバーデンと 十勝の2か所しかないらしい… と聞いていた その後各地で発見されているらしいけど ここが素晴らしかった 少し茶色いお湯なのだが、美容液に浸っているみたい とろっとしていて、肌になじむ… つるつるすべすべ温泉  来年も予定に組み込もうと目論む  十勝川に面した平原にあり、露天風呂からただひたすら青い空を眺める この数年ドリカムがドライブのお伴のワタクシ共 やはり一度は行ってみるかと… DCT Gardenへ 池田ワイン城の中にひっそりと 次の日は硫黄泉の川湯へ ここは毎年毎年通い詰めている ここの硫黄泉は草津、いわきと並んで有名なのだが、なぜかひなびている 年々閉まっていく温泉宿… もちろん通りもシャッターが連なる しかしお湯は最高  硫黄山からモウモウ湯気が上がるなか、硫黄の匂いで満たされる 今年は珍しく観光も 世界遺産の知床五湖を廻ってきた なんてことは無い湖なのだけど、知床連峰の麓のリンとした空気の中で 現実感が遠のく世界  強風でヅラが…  一気に現実に    引き戻される   エゾジカが冬を前にせっせと食べまくっていた そして原生林の中の羅臼温泉 ここも硫黄泉 川湯とはまた違って、サラサラしているのに肌にやさしくなじむ感じ 露天からは原生林しか見えない エゾジカが時折通り過ぎていく… 知床峠からは雲海に北方領土が姿を見せる 気温10度 寒いのなんの 北方領土って近い…   鮭が遡上する川 鮭が小さくて見えんがな  北海道人の夫に言わすと何が珍しいのと真顔で聞くが 内地の人間にとっては珍しい風景 ゴルフ も もちろん しかし体力無くなっていることは、毎度毎度実感 ついでに筋肉痛もはんぱない それでも気温が15度くらいしかなかったので、ヅラでも快適ゴルフライフ オホーツク海を望むゴルフ場 さぶかった… そして解禁の生モノ やっぱり食べられるって幸せ を実感しつつ食べまくり とまあこんな調子の     日々    けど、能天気に遊んでいたが 露天風呂につかりながら考えた 5月に告知を受けてから、ただただベルトコンベア状態で今まできてしまった 治療を受けることに関しては、ゲロゲロビービー言いつつもこなしてきた 選択肢が他に無いから… けど、選択肢があることがあるだろ と 短ければあと5年生きられるかどうかって時にこれで良いのかと なにやってんだかね… と そして決めた 仕事を減らすことを 途中紆余曲折ありながら、フルタイムで働き続けて20年以上 いつの間にか120%で働いていて当然になっていた いったん50%に とはいかなくても70%にはできるだろう そういえば最初に北海道に行った時も同じようなことを考えた 北海道の大地と、大空は何かしらそんな作用があるのかも なんだか気持が軽くなった    おまけ ああ~ これでもう思い残すことない(なわけはないが)気分で帰る前日 フェリー会社からがあった 「台風が来ているので、明日のフェリーは欠航です」 と 「次の便は未定です」とな この時期、予約は日々満杯 さて、どないして帰りつくか 北海道と本州は車で通れる橋ORトンネルが無いため、フェリーのみが頼り そこから、電話かけまくり ついに小樽 新潟便をおさえたのは出港6時間前 あれ~ 小樽まで5時間はかかるところにいたワタクシ共 焦りまくり 夫の両親に挨拶もソコソコにダーッシュ 夜の田舎道ゆえ、そこここでエゾジカと遭遇 キツネはちょろちょろ なかなかスリルのあるドライブ  なんだかんだの珍道中… 北海道に来るのもこれが最後かもと思うことが途中何度かあった そんな訳ないじゃないか… がんが進行してもラストまでまだまだあるぞ  そう否定してみてもやはり…  な~~~んて思うことが多々ありつつ、やはり能天気なのか 楽しく気分転換してまいった次第 仕事は減らすぞ~(決意表明) 台風なんてどこぞって感じのお天気 日本海に沈む夕日 いいもの見ちゃった感 明日はパクリタキセル初回だ 早っ にほんブログ村 一日1回クリックしていただけると嬉しいです

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