東京散歩 posted by (C)nana
上野公園の西郷さんにお初対面な
あ、こんにちは…
西郷さんはイメージ通りだけどわんこが思ったよりホソッコイ子 という印象
この日の散歩は上野公園を抜けてその先に行きたかったので
初めて「上野公園」に足を踏み入れた
暑いさなかだけど、思ったより木陰が多くて
人出も多い
『上野恩賜公園は、明治6年の太政官布達によって、芝、浅草、深川、飛鳥山と共に
日本で初めて公園に指定された。江戸時代、東叡山寛永寺の境内地で
明治維新後官有地となり
大正13年に宮内省を経て東京市に下賜され「恩賜」の名称が付いている
当初は、寛永寺社殿と霊廟、東照宮、それに境内のサクラを中心にした公園だったが
その後、博物館や動物園、美術館などが構築され、文化の薫り高い公園へと衣替えがされた』
見えてきたのは清水堂
寛永8年(1631年)に京都の清水寺に倣って建立されたお堂で
清水の舞台もあります
清水の舞台からは不忍池の蓮池が眺望できます
江戸時代の浮世絵師、歌川広重の代表作の一つで「名所江戸百景」で描かれた「月の松」
平成24年に約150年ぶりに復活した月の松は、輪のように丸めた松の枝を満月に見立てたもので
そこから見る不忍池の風情を楽しむのが江戸っ子の粋だった …らしい
不忍弁天堂は寛永寺を創建した天海僧正が建立
創建当時のお堂は戦災で消失し、現在の堂は昭和33年(1958年)に再建
ご本尊(八臂大弁財天)は、長寿や福徳・芸能の守りとして信仰されており
池の四方からお参りできるように八角形のお堂となっている
そろそろ蓮の季節・・・
花好きにとってはうれしい光景が広がってます
咲きかけのものから…
ほろん ともう花弁が落ちかけているものも
儚げに美しい
蓮池を抜け、カラフルな白鳥ボートがひしめき合っているボート池にたどり着く
これで上野公園をさっと抜け… 目的地へ
文京区にある弥生美術館と竹久夢二美術館
昭和59年に弁護士・鹿野琢見によって創設されました弥生美術館
その隣というか渡り廊下でつながった竹久夢二美術館は平成2年に開館
弥生美術館では村岡花子と『赤毛のアン』の世界展 ~本を道しるべに、少女たちのために~
一方竹久夢二美術館では「生誕130年記念 再発見!竹久夢二の世界」が開催中
この夢二の企画展が見に行きたくて
撮影不可なのでちょっとがっかりだったけど…
こじんまりとした一般住宅のような美術館
まずは赤毛のアンから
『赤毛のアン』の翻訳者として広く知られる村岡花子(1893-1968)
その花子の波乱万丈の生涯を、手紙、写真、本の展示によって辿れるようになっている
展示品の多さもさることながら、資料を読む時間がかかり結構時間がかかります
あまり思い入れのなかった主題だったのだけれど、終わってみたら …感動
渡り廊下を渡る前に、「高畠華宵」の絵を見に3階へ
実はまったく知らなかった名前
大正ロマンの挿絵画家 ということだったけれど
すごくいい
思いっきり堪能
この時代の画家は先日見に行った蕗谷虹児展でも感動したのでやっぱり好きなのかなぁ
そうそう、でもって夢二
これがね、あれ~~ って感じでして
夢二=美人画のイメージだったのだけど
今回の企画展は「前期」というだけあって、前期でして…
そういう意味での夢二の絵とはちょっと違うコレクションでした
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