西茶屋街 posted by (C)nana
西茶屋街はとても小さい地域だけど出格子が美しい茶屋様式の2階建ての家並みが続き
3つの茶屋街の中では一番金沢の情緒が色濃く感じられるんじゃなかな
小さな青い洋館は、大正11年の建築物で西料亭組合事務所、いわゆる検番
作家島田清次郎が青年期を過ごした「吉米楼」跡に
資料館があり無料見学可能
「吉米楼」は大正時代に、島田清次郎の小説『地上』の舞台となった場所
1階は清次郎に関するものを中心に
2階には当時のお茶屋を再現していて壁は朱塗り、天井は漆塗り
当時の貴重な装飾品などが展示されている
金蒔絵の火鉢は一見の価値ありあり~
加賀藩第三代藩主前田利常が創建した妙立寺は
複雑な建築構造と外敵を欺く仕掛けから
忍者寺とも呼ばれている寺町寺院群にあるお寺
幕命で3階建て以上の建物は禁止されていたため
外観は2階建てだけど、内部は4階建て7層になっている …らしい
予約をすれば中に入れるのだけど、今回は時間も限られていたので外見のみ見学
中2階、中々2階があり、部屋数は23、階段数は29もあるっていうのでおもしろそう
金沢の建物の瓦って、黒光りしているのが印象的
もちろん前田家の紋
金沢駅は和モダン 立派ぁ
金沢の台所と言われる近江町市場も覗いてきた
のだけど…
のどぐろ、加能カニ 高っ
とてもとても手が出ないわ
ま、この後も歩くしやめときます ってことに落ち着いた
香林坊からすぐ近くに位置する長町武家屋敷跡界隈には
加賀藩士の中・下級武士の屋敷跡が残っており
土塀や用水、石畳の残る町並みは風情ある雰囲気
背景にビルが見えなければ、江戸時代にタイムスリップしたみたいな気分
現在でもここで生活営まれているのがびっくりな立派なお屋敷
代々奉行職を歴任してきた加賀藩士・野村伝兵衛信貞の屋敷跡
山水画をほどこした襖や、総檜造りの格天井、ギヤマン入りの障子戸など
文化財的にも評価が高いお屋敷
庭園には樹齢400年の山桃や椎の古木や大雪見灯篭
さくらみかげ石の大架け橋などが絶妙なバランスで配置されていて見事
石造りの階段を上ると茶室があり、眼下に庭園を眺めることもできます
ちょっと休憩はバイ貝うま煮と白エビのから揚げ …とビール
歩いていると、大根の紋
初めて見る…
立派な建物は老舗記念館は元薬屋さん
昔のお薬のラベルがレトロ
言い回しが面白いの
加賀花てまり展をやっていて…
こんなかわいい手鞠 発見
砂糖細工の花もすご~い
最後は空港バスに乗るため駆け足だったけれど
興味深い街だったぁ …目一杯歩き回った二泊三日のプチ旅行
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