Finland posted by (C)nana
寒いときに寒いところなんぞ…
絶対 無理 無理 無理 無理 って思っていたけれど
オーロラは観たいんだよなぁ
一生で一度でいいから…
でも行ったところで観られるかどうかは運次第
けどその確率は2014年~2015年は高いらしい
う~ん悩む
行っちゃおうかな
で
次の問題
何処で観るか …なんだよね
カナダ・アラスカが絶対よ
いやいや、北欧が良い 等々…
行った人の経験を聞いてみると一長一短
最後は「どっちが楽か」だったんだなぁ
カナダ・アラスカは氷点下40度以下
でもってオーロラ出現時間が深夜以降になる と
フィンランドなら氷点下20度から25度
出現時間も夜9時から12時
決定ぃ
カナダでオーロラを観たことあるってのに
また観たいと付き合ってくれた母と
相も変わらず成田で鮨
ホヤの塩辛と焼白子をつまみに芋焼酎ロック
サービスのおしんこもポリポリ
ほろ酔い気分で機上の人になりました
ヘルシンキまでは10時間ほどのフライト
機内食は軽くスルーして…
寒々~ なヘルシンキ空港に到着
白夜の反対でこの時期日照時間は激短
3時半だというのにもう間もなく真っ暗になる時間
一夜明けると どよよよよ~んな空模様
日曜日ということもあり朝食が8時からしかやってないっ
お腹すくわね…
チーズ、スモークサーモンにシュリンプ
大好きなへリングが5種類もあってご機嫌
意外に気温はプラス
楽勝だわっ
白樺の並木は寒々しいけれど雪は積もってないし
バルト海も凍ってないし
フィンランドの代表的作曲家シベリウスの業績を記念して造られた
シベリウス公園へ
かつてフィンランドが帝政ロシアの圧政に苦しめられ
独立運動が巻き起こっていた時代に名曲「フィンランディア」を発表し
文化的な独立意識を促進させたシベリウス
「彼が『フィンランディア』を作曲しなければ
今日のフィンランドはなかったかもしれない」
といわれるほど重大な役割を果たした彼の没後10年を記念して
1967年に制作されたのがこのモニュメント
ステンレスパイプのモニュメントは
女流彫刻家エイラ=ヒルトゥネンによるもの
近づいてみるととても繊細な模様が浮き出ていている
できた時には不評だったらしく
その隣には追加で
造られた
シベリウスの顔だけの彫刻もあります
鉄パイプと顔 …ハーモニーとしては不和 かもね
ロシア帝国の建築家アレクセイ・ゴルノスターエフの設計により
1862年から1868年にかけて市街を一望できるカタヤノッカ半島の丘陵地に
建立されたフィンランド正教会大聖堂のウスペンスキー大聖堂には
建設当時フィンランドの君主であったロシア皇帝アレクサンドル2世を
祝福する記念銘板が大聖堂の背中に置かれています
残念なことに中部は写真不可でしたが …こっそりパチリ
天井もイコンもすんばらしいのよ
でももっともっとすんばらしかったのは讃美歌
ちょうどミサが行われていたので
オルガンなしにアカペラで歌われる讃美歌の美しさ …心打たれました
こっちの方が玉ねぎっぽいぞぉ
屋根にも星が散っているしぃ ってワクワクしちゃったのは
元老院広場前に建つヘルシンキ大聖堂
れっきとしたキリスト教ルター派の教会
1917年のフィンランドの独立までは「聖ニコラウス教会」と呼ばれていた
というだけあってロシア正教会の造りを模しているため東が正面
この建て方だと元老院広場前が正面だよね、普通 …なのに
上を見ると十字架が全部あっち向いちゃってる
という不思議な造り
ヘルシンキの街にはトラムが縦横無尽に走っていて…
第1公用語のフィンランド語、第2公用語のスウェーデン語
ロシア語の順に書かれている標識が一般的だけど
ロシア時代の標識も残ってたりします
この場合、ロシア語が一番上ね
ちょっと見慣れないピンクの花がきれいだったわ
ということで、フィンランドでオーロラを追いかける旅の始まりです
続きはこちら 2. ヘルシンキから北上 ~ムーミンの故郷タンペレのムーミン谷博物館
2015年1月:フィンランドでオーロラハンティングの旅トップに戻る
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