サマルカンド隋一の聖地、11世紀から20世紀にかけて建てられた
ティムールの関係者の霊廟がズラ~ッと並んでいる
シャーヒ・ズィンダ廟群 …「死者の街」って感じかしら
1435年にウルグ・ベクが建てたというダルワザ・ハナから入ると
「天国への階段」と呼ばれる階段があります
この階段の段数を数えながら上り、行きと帰りで
同じ数だったなら正直者(=天国へ行ける)なんですって
相変わらずそそっかしいので、行きに数え忘れたので
帰りに数えたところでしょーがない… いいもん
建設当時40あった霊廟とモスクですが、現存は14のみ
それでも
青・緑・紺の色が洪水のようにあるれている一直線の風景は
…圧巻としか言いようがない光景
正直どれが誰の廟なのか、全然不明です ごめんなさいまし
青色を基調とした色合いのタイルで装飾され廟は青空に映えます
あまりにきれいで写真を選べなかったので
ダラダラダラ~ と載せてしまいます
中にも入れる廟も複数あったのですが
これまたどれがどれなんだか
奥のドームはシーリーン・ビカ・アカ廟
手前は八角形の霊廟は誰のものかは不明だそう
このドームもステキよね …もう好き
しかないわ
見ているうちにだんだん「顔」に見えてくる…
ちょっとひょうきんな顔
クサム・イブン・アッバース廟ではお祈りをしていたので
天井の装飾だけ パチッとしてきました
一番きれいだったシーリーン・ビカ・アカ廟
ティムールの妹
姪
の廟だったかしら…
中は案外明るくてギャップがあります
もうお腹いっぱいサマルカンドブルーを堪能しましたわ
最後に、…格子越しのブルー
木の色にホッとしました
2つのドームを持つコシュ・グンバズ廟は
ウルグ・ベクに天文学を教えたカズィ・ザデ・ルミの廟
とされていますが
墓室からはティムールの乳母ウルジョイオイームとされる
骨が発掘されたのですって
たっぷりとサマルカンドブルーに浸ったシャーヒ・ズィンダ廟群でした
1399年に建てられた中央アジア最大のビビハニム・モスク
完成が1404年というので突貫工事ですな…
なものだから…
レンガが崩れ落ちてくるなんて危険なこともあったらしく
礼拝をする信者もいなくなり… 寂れてしまったらしい
19世紀末には地震でミナレットが崩壊… 廃墟一直線
現在は修復作業が進められており
鮮やかな青いドーム等が復元されています
中庭巨大な大理石のラウヒ(コーラン書見台)が置かれています
元々は中にあったらしいですが
地震のときに建物ごと崩れるのを防ぐために
外に持ち出したそうです …重っ
書見台の周りを3周すると願いがかなうそうですよ
ダッシュで3回周ったのに… 願い事するのを忘れたわ おバカ
正面から見るとアーチが巨大でドームが見えないけれど
側面から見ると おお、ドームがこんな低いところに
ちょっと変わった設計なような気がするんですが…
中は修復されておらず、ほぼ廃墟 で、色も残ってないのが残念
ビビハニムは「第一婦人」という意味
ガイドさんが教えてくれたのですが
インドから凱旋帰国するティムールを驚かそうと
ティムールのお妃は超巨大なモスクを建て始めたものの
完成しなさそうな状況に困ってしまったのだそう
そんなとき下心のあった建築家が「キスしてくれたら間に合わせてあげるよ」
なんて言っちゃったのね
お妃は困っちゃったけど、バレないか… と思ったのか
頬なら
あああ、言っちゃった
けれどもキスの後がアザとなって残ってしまい消えなくなり
遠征から帰って来たティムールにバレちゃったとか
今までのこの系の話と同様、建築家は死刑
妃もミナレットから突き落とされてしまった…
それでビビハニム(第一婦人)モスクって言うのかしら
まあ他にも伝承はあって
妃は殺されずに一生黒いベールで顔を隠して蟄居
とか、建築家は空を飛んで逃げたとか …眉唾もの
敷地内には他に2つの建物があって
入れなかったけれど修復されたドームはビューティフォ
ゆっくりと周ったサマルカンド
17:30発のウズベキスタン鉄道 アフラシャブ号で
首都タシケントに向かいます
駅は大きく立派でステンドグラスまで入ってます
ただ… ビール飲むとこなかったぁ
思ったよりも全然きれいな列車が入線です
タシケントまではノンストップで2時間10分
2等車だったけれどシートも3列でまるでグリーン車のようにゆったり
お茶とチョコレートケーキもでたよ …食べなかったけど
車窓から雪山と緑豊かな畑を眺めつつ
あっという間にタシケント着
男性アテンダントの大き目制帽がソ連時代の名残かな
ディナーでワインをお願いしたらば …やっぱり甘いなぁ~
飲みなおすかとホテルのバーで …そうそう、ホテルにバーがあったの
ワインはやっぱり甘く、甘~と言いながらも完飲するあたり
続きはこちら 7. 首都タシケント ~ウズベキスタン工芸博物館 ~バラク・ハーン・メドレセ ~ナヴォイ・オペラ・バレエ劇場 ~帰国
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