あしたの風

2022/09/21(水)11:38

【奈良旅行】世界遺産の法隆寺 ~薬師寺 ~唐招提寺 ~平城宮 ~関空から帰京

大阪・奈良(19)

今回ここまで雨女返上しておりまして まるで夏のような真っ青な空のもと 奈良駅から電車で10分ほどの斑鳩町へGO マンホールにも描かれている法隆寺… 白黒バージョンとカラーバージョンがあるぅ 7世紀に創建された聖徳太子ゆかりの法隆寺 金堂、五重塔がある西院伽藍は現存する世界最古の木造建築物群なのだとか… 「法隆寺こちら」の交差点からさらに200mほどの 松並木の道を進むと正面に見えてくるのが木造瓦屋根の総門、南大門 法隆寺の駅から歩くと20分くらいかかったかな 西院伽藍に入るとまずはコレ(トップ写真も) 木造五重塔として現存世界最古の五重塔がそびえています 回廊の柱、円柱の下の部分から上の部分にかけて 徐々に細くなっていくエンタシスの柱が並びます 回廊が少し飛び出した部分にあるのが990年に再建された 桁行九間、梁間四間、入母屋造、本瓦葺きの大講堂 回廊の真ん中… 繋がってないんだよね 左側にあるのが入母屋造の二重仏堂、金堂 金堂にいらっしゃるのが聖徳太子の等身像と伝わる飛鳥仏、釈迦如来像 聖徳太子の冥福を祈り623年に造られた仏像 パンフからお借りした写真より面長 …で、小さいなって印象 金堂にある飛鳥時代の特徴の雲肘木や 上層高欄の卍崩しの組子にも目が行くけれど なんだろう… あの龍のようなねじねじな彫刻… 西院伽藍を出たところにある鏡池には 正岡子規の「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の句碑が建っています で、現れた 虹 …環水平アーク あ、なんかいいことあるのかな… なあんて思っちゃったけど お土産物屋さんのおばちゃんが 「…明日は雨やな」とポツリ 東院伽藍夢殿へ向かう …何だか空が不気味なくらいキレイ 瓦にかわいい花や蓮がのってます 聖徳太子一族の住居であった斑鳩宮の跡に建立された東院伽藍 大きくはないけれど回廊で囲まれた中に八角円堂の夢殿 回廊南面には礼堂、北面には絵殿及び舎利殿が建っています 夢殿の名前の由来をググってみたら、諸説あるようなのであ割愛 夢殿からすぐのところにある中宮寺 実はお寺自体はそんなに美しい印象ではなかったのだけれど ガイドブックに「スフィンクス、モナリザと並ぶ世界3大微笑像」がある と書いてたんで、ちょっと興味をもったのね っていうか誰が決めたの「世界3大微笑像」 そもそもスフィンクスって微笑してたん  と、ツッコミどころ満載  確かに美しかった菩薩半跏像  …けど微笑度は不明 撮影不可なので、写真はパンフからお借りいたしました  法隆寺のある斑鳩から、薬師寺や唐招提寺のある西ノ京までは 電車の便が悪く、バスがあるよと教えていただき … 乗ったものの遠かったぁ~ 40分以上乗ってたよ とりあえずやってきた薬師寺 こちらも世界遺産です 見えているのは昭和に入ってから再建された西塔で 国宝の奈良時代にさかのぼる唯一の塔である東塔は絶賛修復中 ここの拝観料って高いんです …1100円 ダントツですな それですっぽりカバーされた東塔の風景だったので 外観だけでスルーいたしました 薬師寺からは徒歩で15分くらいだったかな… こちらも世界遺産の唐招提寺です こちらは絶対に拝観させていただきますわよ あ、また環水平アーク ほんまに明日は雨なんだろか 井上靖氏の小説『天平の甍』で知られるようになった 中国・唐出身の僧鑑真が晩年を過ごした唐招提寺 10代のころこの瓦をみて感動したことを思い出しちゃった 寄棟造、本瓦葺きで、大棟の左右に鴟尾を飾る 奈良時代建立の寺院金堂としては現存唯一のもの 本尊・廬舎那仏坐像、右に薬師如来立像、左に千手観音立像の 3体の巨像が安置されている金堂 5.36mもある大きな千手観音様にお会いしたかったんです もちろん写真は不可ですのでガイドブックからお借りしました 千手観音と言えど、通常42本の手で表わされるのが普通だそう けれど、この千手観音には本当に1000本の手があったそう 現在は大きな手が42本と、小さい手が911本残っています 迫力もさることながら圧倒される美しさです 金堂・講堂の東側に建つ、小さな楼造も国宝です 境内西側にある戒壇は、3段の石壇のみが残っていたところに 1978年にインド・サンチー式の古塔を模した宝塔が壇上に置かれたそう …ここだけちょっと違う雰囲気になってます 渋色の唐招提寺でしたが、ここ講堂だけは派手~ です 鑑真和上座像の開廟期間だったので人も多くちょっとお疲れ気味 そういえば、お昼も食べてなかったと お茶屋さんで奈良吉野名物ゐざさの柿の葉寿司 鯛、鮭、鯖、鯵の4種類あって、よいおやつね 元気が余っていたので歩いて奈良駅まで戻る途中 考古遺跡としては日本初の世界遺産平城宮跡へ 工事現場のような、今まさしく復元中な平城宮に ポツンと建っているのが1998年に復元された朱雀門 朱雀門から見えるのは2010年に復元された第一次大極殿 なんですが… なんと敷地内を近鉄が横切ってる~~ 世界遺産の敷地に電車が突っ切ってるって …移設するのかな そんなこんなの奈良散策もおしまい 翌日は …本当に雨降ってる OMG そんなわけでちょっと早かったけれど空港で遊ぼうと関空へ 遊ぶと言っても… 食べるってことだけど… 大阪名物、豚まんの551蓬莱 …お土産の定番だけど お店で食べたいと豚まんと焼売を う~ん この味 この味  だけじゃ終わらなくて餃子も食べちゃった たこ昌も入っていたので、ついついタコ焼きまで食っちまった カリッカリなんだけれど割ると流れ出すぐらいトロトロ 熱々で火傷しそうなのをハフハフして食べるって美味しいよね はあ、最後までよく食べました 昔行ったところもあり、懐かしい場所を巡りながらも 全然覚えていなかったところもあったし、新たな発見もあったり… なによりもこういう古都って、やっぱりある程度歳をとってからの方が 楽しめるもんだなと実感した奈良旅行  日本もまだまだ未訪の地も多いので、今度はどこへ行こうかと思案中 2017年6月:古都奈良と京都宇治平等院の旅トップに戻る 国内旅行記トップへ 海外旅行記トップへ ☆★ブログランキングに参加しています★☆ 一日一回ポチッと応援クリックよろしくお願いします こちらもよろしくね メッセージは こちらからお願いします

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