ペチェルスカヤ(ペチェールシク)大修道院は
現在はロシア正教のウクライナ本部となっている
11世紀の創建の南スラブで最大の修道院
丘の傾斜に建っており大きく分けて2構成に分かれています
上の修道院にはウスベンスキー大聖堂や博物館があり
下の修道院は現在でも信仰心の篤い信者が多く訪れる
洞窟修道院や地下墳墓などがあります
1990年にソフィア大聖堂などとともに世界遺産に登録されています
正門を兼ねる聖三位一体教会(至聖三者大門教会)から入場します
1106年から1108年の間に建立された聖三位一体教会は
1240年にウスペンスキー大聖堂が破壊された後は
大修道院の主要な教会となり、18世紀初めに復元され
ウクライナ・バロック様式に建てかえられました
この修道院の中では一番古い建物だそう…
門裏側は現在も修復中…
写真右手のくぐり戸を抜けて教会正面へ
こちらから中に入ります
門の厚さ分の聖堂なのでかなり狭いです
奥行きが無いので入ったらすぐにイコノスタシス
けれど… すばらしいフレスコ画を見ることができます
出たところには元病院だったという
星付き玉ねぎドームの聖ニコラス教会
ロシアっぽい風景
修道院内にヴェンディングマシンがあるとは…
修道院にある一番高い建物はこの鐘楼
高さは96mあるそうです
大修道院内の一番大きなウスペンスキー大聖堂(生神女就寝大聖堂)
第二次世界大戦時にソ連によって爆破されたのにも関わらず
戦後、ソ連のプロパガンダによって「ナチス・ドイツによる
文化遺産の崩壊の一例」としてナチスによる蛮行であると歪曲され
事実は隠蔽されたそうです… さもありなん?
現在の建物はソ連崩壊後に再建されたものです(トップ写真も)
ちなみに↓は裏側です
教会だけではなく博物館も多いので
目がチカチカしてくるくらいです… ふぅ
ウスペンスキー大聖堂のさらに奥には
すこし平たい緑色のドームを持つトラペズナ教会
19世紀後半に建てられた教会なので新し目です
ドームのフレスコ画がきれいでした
トラペズナ教会を出ると展望台になっていて
そこからドニエプル川と下の階の洞窟修道院が見渡せます
階段と坂を下りていき、下の修道院エリアへ
こちらは洞窟の上には造られた教会で
聖僧たちのミイラが多数安置されておるところ…
この洞窟教会では女性髪を隠す必要があります
中は暗く細い道が続き棺が安置されています
熱心な信者が多く、邪魔にならないよう
そ~っと脇を通り出口へ
この日はさすがに教会疲れ…
ホテルに戻るも、食欲もなく…
近くのスーパーで食料調達して… 部屋飲みの夜でした
翌朝はキエフからウクライナ北西部の
クレーヴェンに向かいます
まだまだ高速道路がないお国柄…
移動にはかなり時間かかります です
午前中はほぼ移動…
で、ランチ
ビールからの…
スープはトマトベースのボルシチ系
ウクライナではボリシチと呼ばれています
ワレニキは日本でいうところの水餃子ですが
具の種類はジャガイモ、キノコ、お肉、チーズが多いみたい
甘いものもあるそうですが…
ロシアのペリメリ、ポーランドのピエロギも似ていますが
個人的には皮が一番薄いペリメリ推しです
ピエロギもそうですが、このワレニキも皮が分厚くて
モチモチお餅みたいに思いの…だもの
クレーヴェンにきた目的は…
クレーヴェンとオルツィヴを結ぶ鉄道があって
この鉄道の線路は両側に木が生い茂っていて
きれいなアーチを作っているんです
で、何故だか何時のころからだかは不明ですが
愛のトンネルと呼ばれていまして… 観光名所
ふ~ん、愛ね ってな気もするけれど
日本語名だけロマンチックにしたのかと思いきや
英語でも「The Tunnel Of Love」っ書いてありました
マダガスカルの2本の幹がきれいに渦状に巻きあがっている
バオバブの木なんて日本語だと「愛し合うバオバブ」って
名前つけられているけれど英語名は「Twisted Baobab」と
ただねじれてるバオバブとロマンスの欠片ないもんね
ま、それは置いておいて…
3kmに渡って木のトンネルが続いているのは確かに
幻想的であるとも 言えるかな…
言い伝えで、恋人同士が手を繫ぎトンネル歩けば
「2人の愛は永遠に続く」と言われていて
恋人のいない人はこのトンネルをくぐると
素敵な相手が見つかるんですって
あっそっ ってあまり興味ないのもあったのと
蚊が多いので早々に離脱して戻っていると…
列車きた っえっ 廃線じゃなんだ
と思ったら、これって一両編成
一応資材運搬用だということですが
観光客用のイベントかしら?
だって、そこで止まっちゃったし…
この日はクレーヴェンの近く、リヴネで宿泊です
オペラハウスの目の前のホテル
これでホテル・ウクライナと読むのは本当にむずかしい
ショッピングセンターも近かったので便利なとこでした
この日は移動ばっかりで運動量ほぼゼロだったので
食事はパスっ!
明日はベラルーシに入るのでウクライナの通貨も
使い切りたいとショッピングセンターのスーパーへ
スーパーでスマホの計算機を使いながら
買えたのはこんだけ!残り10円以下のぐっじょぶでした
Hotel Ukraina
Soborna vul. 112, Rivne 33028, Ukraine
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