エクアドルの首都キトからメキシコシティまでは
5時間のフライト
ホテルで朝食をきちんと食べていたので
機内食の2度目の朝食はスルーしました
着陸一時間前にはドリンクサービスがあったので
ビールをいただき …あれ?これがランチになっちゃった
メキシコシティでのトランジットは
復路も12時間 omg again.....
その時間を利用して市内の観光へ
広大な湖に浮かぶ小島に築かれたアステカ帝国の
首都テノチティトランだったメキシコシティ
16世紀にスペインによって征服され
街は破壊され、湖は埋め立てられ
コロニアル調の都市が建設されました
ジャカランダの花が咲いています 春ですね
「メキシコシティ歴史地区とソチミルコ 」として
1987年に世界遺産に登録されています
アステカの民が首都を決めるために
ウィツィロポチトリ神の神託により
「サボテンの上に蛇を食らう鷲がいる土地」を探して
200年の間彷徨ったアステカ伝説から
国旗の紋章にも使われているデザインの像
スペイン統治時代から続く歴史ある建物に囲まれている
アステカ時代も街の中心だったソカロ(中央広場)
アステカ帝国を征服したスペインの
エルナン・コルテスが自身の宮殿として建設した
国立宮殿の半分は大統領官邸として使われています
市庁舎や
歴史のありそうな建物が並ぶ広場の一角
大聖堂脇に遺跡があります
1913年に大聖堂の裏で発見されたアステカの遺構
1978年には太陽の石(アステカ・カレンダー)が
発見されたことによってテノチティトランの中央神殿
(テンプロ・マヨール)の跡と判明
・・・という遺跡ですが 想像力必要です
メキシコシティ・メトロポリタン大聖堂(カテドラル)は
エルナン・コルテスの命によって建てられた巨大建造物
ファサードも巨大で… カメラに収まらない
大聖堂の向かって右側には18世紀半ばに
メキシコ・バロック様式で建てられた
エル・サグラリオ教会 …ファサードが立派
大聖堂の中に入ります…
直ぐにそのお姿が現れる黒いキリスト像
毒に侵された信者から毒を吸い取ったため
肌が浅黒くなったと言われています
1573年に建設が始められ300年を経て1818年に完成
ハプスブルク家出身の皇帝マクシミリアン1世が
1864年にここで戴冠式を行っていたり…
プルタルコ・エリアス・カリェス大統領による
カトリック教会迫害で教皇ピウス11世が大聖堂を閉鎖
1930年に再開するも、1962年には火災にも見舞われ
と、明るい話題も暗い歴史もあるカテドラル
ウルトラ・バロック様式という超過剰装飾は
スペイン侵略後に教会の建立に従事した
先住民の美的感覚が混じって生まれた建築とされています
それにしても ゴテゴテ&キンキラ
ウルトラ・スーパー・バロックとでも言いたい
装飾過剰ですが、天井高があるので
あまり圧迫感は感じませんでした
外に出ると やっぱりホッとするあたり…
ハシラサボテンと共にテキーラの原料
リュウゼツランもニョキニョキと…
民芸品が集まっているというシウダデラ市場(メルカード)
色の洪水の中、欲しくなっちゃうものがわんさか
でも決められないのよね… こんだけあると
30分ほどしか滞在できなかったのが残念…
それと、メキシコペソ持ってないやん(^_^メ)
なもんでUSドルとの価格交渉でイマイチ調子出なかった…
テオティワカン、マヤ、アステカ
トルテカ、オアハカ等の遺跡からの発掘品が
世界でも有数の規模と内容を誇る国立人類学博物館
中庭にある大屋根を支えている一本の柱は
岡本太郎氏が大阪万博の太陽の塔を作るのに
インスピレーションを受けたという太陽の像の柱
アステカ室正面にはソカロ広場の大聖堂の
修復工事中に発見された直径3.6mもある
太陽の石とも呼ばれるアステカカレンダー
中心は太陽の口から出ているのは人身供養用のナイフ…
アステカでは過去に4つの太陽の時代があったと考えられており
第1はジャガー、第2は大風、第3は火の雨、第4の時代は
洪水によって滅んだと考えられていました
太陽の周りにある4つのレリーフはその原因となった
ジャガー、風、火の雨、水を表しています
2番目の輪にはナワトル語の20の暦名
3番目の輪には装飾模様
4番目の輪には春分・夏至・秋分・冬至の
シンボルが描かれています(ガイドさんの請売り)
広大な博物館には様々なレプリカも…
2tもあるオルメカ特有の巨石人頭像はオリジナル
バカル王のヒスイの仮面もオリジナルです
王の遺体はこのような姿で埋葬されていたそうです
ケツァルの緑の羽が美しい王の被り物
以上、急ぎ足のメキシコシティ観光でした
人類学博物館の近くにあるタコスレストランで
早めのディナーです
まずはやっぱりビールよね 乾杯っ
野菜がたっぷり入ったスープ
タコスは盛り合わせになっていて
もちもちとした小さなトルティーヤに
ビーフ、ポーク、チキン、ピリ辛のソーセージ、野菜
チーズ、ワカモレが盛り合わせになっています
サルサやハラペーニョソースはタワーのように
別盛で供され、味変しながらパクリ&ビールぐびっ
久しぶりに美味しいタコスをいただきました
El Fogoncito
49 Leibnitz, Mexico City, Mexico
空港に行くまでまだ2時間ちょっとあるので
ホテルに向かい、シャワーを浴びる時間があったのが
うれしかったわ~
高地とはいえ、やはり一日外にいると ね
帰国便もANA 14時間半のフライトはさすがに堪えます
深夜1時のフライトに関わらず
しっかりとサンドイッチを出しちゃうANAさん
サービス良いけど …寝いっす ←と言いつつ飲んでるやんか
帰りはかなり混雑していたのでゆっくり寝られず
うつらうつら… 疲れました
最後にホットミールも出ました
NYより時間がかかるって …長かったぁ
朝日が昇るころに成田に到着いたしました
ぜひぜひ行ってみたかったガラパゴス諸島
アオアシカツオドリには出会えなかったけれど
ペリカン、あしかには飽きるほど…
ゾウガメ、イグアナにもこれでもかと言うくらい
出会うことができて大満足の旅となりました
1年半前にガラパゴス&エンジェルフォールの予定を
立てていたのにベネズエラの暴動で前日キャンセルをくらい
ずるずると行く機会を失っていたガラパゴス諸島
ベネズエラの状況は相変わらずよろしくないので
エンジェルフォールはしばらくおあずけ
もしかしたらこれで南米は卒業かなぁ~と思っています
今回も長い旅行記にお付き合いいただきありがとうございました
今月は海外はお休み、明日から国内ですが出かけてきます .....fin.
2019年1月:エクアドル、生物の楽園ガラパゴス諸島、首都キトとメキシコシティ立ち寄りの旅トップに戻る
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